一皿で美肌作りに効果的な料理とは、どんな料理だと思いますか?
忙しいなかで栄養をたっぷり摂りたいなら、そんな一皿を食卓に取り入れたいですね。
栄養士・ヘルシー料理研究家の筆者が、美味しく美肌作りができるスープレシピをご紹介します。
■スープがアンチエイジングにも良い理由
「疲れていて、作る品数は減らしたいけれど、栄養はしっかり摂りたい」という、仕事に家事に忙しい40・50代女性のわがままを叶えてくれる料理が、スープです。
若々しいお肌や体に必要な栄養素を含む具材をたくさん入れることで、一皿でも美肌効果を期待することができます。
具だくさんのスープは、消化がいいので遅くなった夕食にも重宝し、低カロリーで腹持ちが良いためダイエットの面でもオススメですよ。
■美味しく食べて美肌に!40・50代におすすめのスープレシピ2つ
簡単に作れて美肌効果が期待できる、夜にもおすすめのスープレシピを紹介します。
(1)緑黄色野菜のミネストローネスープ
美肌作用に優れたビタミンエースと呼ばれるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEと、これらの吸収を促進する働きのあるオリーブオイルを使ったスープです。
材料(2人分)
鶏むね肉 60g
かぼちゃ 60g
ピーマン 1個
玉ねぎ 1/4個
にんじん 20g
トマト水煮缶 100g
水 400ml
オリーブオイル 大さじ1
顆粒洋風だし 小さじ1
塩 小さじ1/4
作り方
(1)鶏むね肉は1cm角に切り、塩とこしょう少々(分量外)で下味をつけます。かぼちゃ、ピーマン、玉ねぎ、にんじんは1cm角に切ります。
(2)鍋にオリーブオイルを熱し、(1)の材料を炒めます。トマト水煮缶、水、顆粒洋風だし、塩を加え、煮立ったら弱火にして煮込みます。
(3)かぼちゃが柔らかくなったら、器に盛り付けて完成です。
(2)牛すじと生芋こんにゃくの和風スープ
牛すじにはハリのある肌をつくるコラーゲンとエラスチンが、生芋こんにゃくには肌の潤いを保つセラミドが豊富に含まれています。一皿で肌のみずみずしさとプリプリ感の両方を叶える美肌スープです。
材料(2人分)
牛すじ 100g
生芋こんにゃく 60g
大根 40g
にんじん 20g
小松菜 20g
だし汁 400ml
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 小さじ1
塩 適量
作り方
(1)牛すじは食べやすい大きさに切り、5分ほど下茹でします。にんじん、大根はいちょう切りか半月切りにします。生芋こんにゃくは5mm幅に切り、さっと下茹でします。
(2)鍋にだし汁、酒、しょうゆ、みりん、(1)の材料を入れて火にかけ、煮立ったら弱火で牛すじが柔らかくなるまで煮込みます。
(3)小松菜をさっと茹で、4cm程度に切ります。
(4)(2)を塩で調味し、器に盛り付けます。小松菜を上に添えれば完成です。
美肌作りにおすすめのスープレシピをご紹介しました。夜に食べても罪悪感のないスープで、美味しく美肌作りをしていきましょう。
(栄養士・ヘルシー料理研究家 fumie)
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