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旬のキノコはうま味たっぷり!ダイエット向け調理法&レシピ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

10月15日は「きのこの日」だそうです。秋は、キノコが美味しい季節ですね。一年を通して手に入るキノコですが、旬は秋です。食物繊維が豊富で、ダイエット食材としてもおなじみですよね。さらに、キノコにはうま味成分がたっぷり入っているため、満足感もアップ! 食感とうま味を引き出すことで、より満足感のある、ダイエットに役立つ食材となります。そのポイントとおすすめレシピをご紹介します。

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■キノコがダイエットに役立つ理由2つ

(1)うま味で満足感アップ

キノコには、アミノ酸のひとつ「グアニル酸」といううま味成分が含まれています。うま味成分には、脳の報酬系と呼ばれる部分を刺激して、食事への満足感を高める効果があります。だからキノコを食べると、低カロリーなのに満足感がアップするのです。

(2)食感で満腹感アップ

キノコには、独特のシャキシャキとした食感があり、しっかり噛まないと食べられません。咀嚼をすることで脳内に生まれる「ヒスタミン」には、満腹中枢を刺激したり、交換神経を刺激して脂肪をエネルギーとして燃焼するよううながしたりする働きがあり、ダイエットに役立ちます。

■ダイエットに役立つキノコの食べ方3つ

(1)低温で調理する

キノコは、60℃~70℃で調理することでうま味が引き出されます。ですから、炒め物にするのであれば、低温からフタをしてじっくり炒めましょう。スープやお味噌汁には、水からキノコを入れて弱火でゆっくり調理します。こうすることでうま味が溶け出します。

(2)冷凍する

キノコを冷凍した後に調理することで、うま味成分が溶け出しやすくなります。

(3)歯ごたえを感じる大きさに切る

薄く、細かく切ると、せっかくの歯ごたえが減少します。賽の目に切る、厚く切るなどして、歯ごたえを感じられる大きさにカットしましょう。

■料理家おすすめ!キノコたっぷりダイエットスープ

・材料

昆布 10g
水 500cc
しいたけ 3枚
シメジ 1/2パック
エリンギ 1本

・作り方

1.昆布は、繊維を断ち切るように細く切り水につけます(時間があれば一晩置きましょう)。
2.キノコは、2cm程度の歯ごたえを感じられる大きさに切ります(あらかじめ、程よい大きさに切って冷凍しておくと◎)。
3.1の出汁にキノコを加え、弱火から火にかけ、沸騰直前まで温め、塩(お好みでお醤油でもOK)コショウで味を調えて出来上がり。

昆布の水溶性食物繊維が溶け出し、軽いとろみがついて満腹感もアップ。さらに、昆布とキノコ、2つのうま味効果で満足感UP! 旬の季節にキノコスープを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

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【参考】
よく噛んで味わって食べる効用─メタボリックシンドロームと肥満の予防対策 - 花王
きのこの食味 - キノックス
やみつきを支配する旨味の科学(PDF) - 近畿アグリハイテク

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