乾燥が気になるこれからの季節、外側からのケアも大切ですが、内側からのケアも欠かせません。最近話題の「マカダミアナッツオイル」には、お肌を乾燥から守る働きも期待できるのだとか。植物性オイルのなかでは、マカダミアナッツにダントツに多く含まれる「パルミトオレイン酸」がポイントです。
■乾燥肌対策にも!マカダミアナッツオイルの魅力3つ
(1)血管の健康を守る
マカダミアナッツに多く含まれる「POA(パルミトオレイン酸)」は、一般の体細胞にはほとんど吸収されず、血管に吸収されやすい性質を持っています。血管壁細胞の栄養源である脂質が補給されることで、血管の細胞が丈夫になり、血管の健康を保つことにつながります。とくにお肌などの毛細血管は、年齢とともに血液が流れにくくなり、皮膚老化を引き起こすといわれています。血管の健康を保つことは、お肌の細胞に栄養と酸素を届ける手助けとなるのです。
(2)お肌を乾燥から守る
血管に入り込んだPOAには、皮脂分泌をうながしてお肌を乾燥から守る働きも期待できます。POAは、皮脂にも含まれている成分です。
(3)腸からお肌を守る
腸内フローラが悪玉菌優勢の状態にあると、悪玉菌が生み出す毒素が体内に吸収されやすく、皮膚からも排出しようとして肌荒れを起こす一因となります。マカダミアナッツオイルの主成分はオレイン酸。オレイン酸には腸のぜん動運動を刺激してスムーズな排出をうながす働きがありますから、便秘がちな方にもおすすめです。
■マカダミアナッツオイルの使い方
マカダミアナッツオイルは、オレイン酸が主成分である「酸化に強い油」なので、調理油としても使うことができます。美容と健康に役立つオイルですが、他のオイルと同様に1gあたり約9kcalの熱量がありますから、サプリメント的にプラスするのではなく、今使っている油と置き換えて使うことをおすすめします。
空気が乾燥するこれからの季節は、食からもお肌を整えたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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