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そのまま食べてもいいけど…余った「ひなあられ」の使い道

台湾料理研究家
小河 知惠子

ひな祭りも終わり、飾りものなども片付け終えたでしょうか。白酒やちらし寿司など、ひな祭りの定番の食べものを召し上がられた方もいると思います。他にもひな祭りらしい食べものに、ひなあられがあります。サクサクとした食感が楽しく、つい手が伸びてしまうお菓子ですが、まだ残っているという方も多いのではないでしょうか。今回は、料理研究家の筆者が余ったひなあられの使い道についてご紹介します。

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■砕いてトッピングに

 

ひなあられの鮮やかさは、色のシンプルなアイスやヨーグルトといった食品のトッピングによく合います。それにサクサク食感が加わってとても楽しい。そのまま使っても、少し砕いてもいいですね。サラダのトッピングなどにも使えます。

 

■揚げものの衣に混ぜて

 

揚げものをする際に使う衣に、別の食材を混ぜて香りや食感にアレンジを加えたものを変わり衣と言います。その食材としてひなあられを使ってみてはいかがでしょう。いつもの揚げものにはないサクサク食感がとても新鮮です。

 

■チョコレートでコーティングして

 

チョコレートを湯煎で溶かし、ひなあられを入れてコーティングすれば、チョコクランチ風のお菓子に早変わり。ナッツなどを加えるとさらに本格的に。ベーキングカップに入れて丸くしたり、型に流し入れてチョコバーにするなどのアレンジも可能です。

 

■お吸いものに浮かべて彩りよく

 

お吸いものを作ったときなど、ちょっと色合いに物足りなさを感じることがあると思います。そんなときに、ひなあられを浮かべれば彩りよく仕上げることができます。スープやお茶漬けに加えても、見た目が華やかになります。

 

■フライパンで火にかけておこしに

 

ひなあられをフライパンに入れて火にかけ、おこしを作ってみましょう。ただ火にかけただけではまとまらないので、マシュマロを使います。マシュマロが溶けてつなぎの役割を果たします。バターを適量加えると、やさしい香りが加わります。

 

いかがでしたか? ひなあられは、かなり古い時代から食べられている歴史のある食べものです。ちょっとアレンジを加えて現代風にして食べるのも、なかなか粋なものですよ。
(料理研究家/オガワ チエコ)

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