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食物繊維豊富な旬の食材!ふきのとうを美味しく食べる方法

台湾料理研究家
小河 知惠子

春に旬を迎える食材はたくさんありますが、ふきのとうもその中のひとつです。寒い冬を乗り越えてきた食材なだけに、栄養もふんだんに含まれています。とはいえ、あまり馴染みがないという方が多いのも確かです。女性にとってありがたい効果のある食べものなので、ここは頭に入れておきたいところでしょう。そこで今回は、料理研究家の筆者が「ふきのとうを美味しく食べる方法」をご紹介します。

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■「ふきのとう」はふきのつぼみ

ふきのとうとは、ふきの花蕾のこと。つまりはつぼみです。花が開く前の状態のものです。春を告げる食材として知られ、香りと苦みが特徴。食物繊維が豊富なので、胃腸の調子を整え、肌にも良く女性にとって特にありがたい食材です。

■アク抜きをしてから使う

ふきのとうには、肝臓に悪い成分が含まれています。食べすぎなければ問題はありませんが、安全のことを考えて、しっかりアク抜きをしてから使うようにしましょう。

■美味しい食べ方

衣をつけ天ぷらに

天ぷらにする場合は、下処理としてのアク抜きは必要ありません。ただ、生のまま使うので、土や汚れなどはしっかり落とすようにしましょう。衣をまぶして、170~180度くらいの中温でさっと揚げてください。天ぷらにすると苦みもやわらぐので、お子さまにもおすすめです。

ふきのとうを味噌に

ふきのとうをアク抜きして水気をよく切り、包丁で細かく刻み、あとは味噌とみりんで和えるだけ。ほんのりとした苦みと、味噌のコクのある甘みは相性が抜群。とにかくごはんが進みます。おにぎりの具材などにしてもいいですね。

汁ものや和えものにも

出汁と醬油で和えても美味しいし、それが面倒であれば、麺つゆに漬けておくだけでもごはんの良いお供になります。また、お味噌汁に入れたりと、汁ものにもよく合います。

いかがでしたか? 食物繊維たっぷりのふきのとうは、女性らしい美しい身体づくりに役立ちます。あまり馴染みがないからと敬遠せず手に取ってみて、春の味を堪能してください。

(料理研究家 オガワ チエコ)

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