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パサつき髪は老けのもと!アロマで頭皮のディープクレンジング術

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

冬は顔や体などの肌の乾燥が気になりがち。一方で髪も乾燥して、特に毛先がパサついているという人が多いのではないでしょうか。パサパサの髪は、実年齢よりも老けた印象を与える可能性大! そこで、乾燥し敏感になりがちな頭皮や髪を、アロマの力で優しくケアしてウルツヤ髪をキープする方法についてご紹介します。

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■ツヤ髪をつくる!アロマケア2つ

1.シャンプー前のスペシャルケア

シャンプー前の乾いた頭皮にヘアオイルを馴染ませ、指の肌を使ってマッサージ。蒸しタオルで頭皮を覆い、湯船に浸かりましょう。その後は、通常のシャンプー&トリートメントというケアでOK。髪のパサつきが軽減されるだけでなく、頭皮の毛穴につまった汚れを落とす効果もあるので、これから生えてくる髪の質を向上させる効果も期待できます。

 【材料】(1回分)
 ・キャリアオイル…ホホバオイルまたはココナッツオイルを50ml
・精油…症状やお好みによって2、3種類を2、3滴ずつ。

悩みに応じた精油の選び方は、下記を参考にされてください。
・ダメージヘア…イランイラン、パルマローザ、ゼラニウム、ローズウッド
・フケ、かゆみ…ティーツリー、ゼラニウム、シダーウッド
・育毛…ヒノキ、シダーウッド、ペパーミント
・頭皮が敏感な時…ラベンダー、ローズウッド
・頭皮が脂っぽい時…ゼラニウム、ティーツリー、ゼラニウム

【レシピ】
精油を2、3種類選んだら2、3滴ずつ容器に入れます。キャリアオイルとよく混ぜ合わせて出来上がり。

 

2.健やか頭皮に!ディープクレンジングシャンプー

10日~2週間に1度行うことで頭皮の毛穴につまった皮脂や汚れ、スタイリング剤を落とす効果が期待できます。通常のシャンプーと同じ要領で行い、その後も通常通りトリートメントなどでケアします。

 【材料】(1回分)
・シャンプー…20ml
・クレイ…10g
・精製水…適量
・ローズマリー…3滴
・マンダリン…4滴
・ペパーミント…2滴
※シャンプーは自宅にあるものでOKですが、自然由来成分で作られたものがおすすめです。

【レシピ】
クレイに精製水を加え、よく練ったところにシャンプーと精油を加える。さらによく練って出来上がり。

【注意事項】
使い切らなかった場合は冷蔵庫で保存し、2週間以内で使い切るようにしましょう。

オイルは酸化などで劣化する恐れがあるので、手作りしたものは早目に使い切ることをおすすめします。乾燥が気になる季節は肌が敏感に傾きがちですが、頭皮も例外ではありません。髪だけでなく、頭皮もアロマの効能を利用して穏やかにケアし、ウルツヤ髪をキープしましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)

【関連記事】
美容師さんにホメられる!?ツヤ髪をつくるブラッシング術

【参考】
※和田文緒著『アロマテラピーの教科書』(新星出版社)
※佐々木薫監修『はじめてのアロマテラピー』(池田書店)

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