いよいよ化粧くずれが気になりやすい季節に突入しました。初夏から秋にかけて多くの女性が悩む「毛穴」。ザラザラしたり、ボコボコしたり症状は様々です。コスメコンシェルジュとして、日々様々な女性の肌カウンセリングを行なっている筆者が「毛穴」悩みの原因とお手入れポイントをお伝えします。
■30代・40代の毛穴悩みは複雑化
一言で「毛穴」といっても30代・40代は乾燥するのにテカる、ファンデーションが毛穴に落ちるなど悩みが複雑化しています。ご自分の悩みに合わせた毛穴ケアを取り入れて、今年の夏は毛穴に悩まない美肌を手に入れましょう。
■毛穴チェック!あなたの毛穴悩みは何タイプ?
チェックが多くあてはまるのがあなたの毛穴タイプです。
「イチゴ」タイプ
・小鼻に触れるとザラザラしている。
・黒く立体的にボツボツしている。
・白い脂のかたまりが見える。
・触るとザラザラしている。
・毛穴パックをすると取れたコメド(皮脂のかたまり)が目に見える。
「涙型」タイプ
・鼻の横あたりにファンデーションをつけると毛穴に落ちたり、ヨレる。
・毛穴の形が縦に長く伸びている気がする。
・頬に指をあて、上に引き上げると毛穴が目立たなくなる。
■原因と対策
「イチゴ」タイプ
肌タイプはノーマル肌からオイリー肌、オイリードライ肌に多いのが「イチゴタイプ」のお悩みです。原因として考えられるのが、皮脂が過剰に出る、化粧直しのタイミングがあまりとれない、クレンジング不足などです。
その場合、「取り去る系」のお手入れが効果的です。特に爪が長い方は、クレンジングの際に小鼻周辺に指をうまくあてられず、取り去れなかった汚れが毛穴で酸化して黒ずむパターンが多いので気を付けましょう。指の腹をつかってクルクルとていねいになじませて汚れを残さないことがイチゴ毛穴を防ぐ1歩となります。
「涙型」タイプ
ノーマル肌からドライ肌の方に多いのが「涙型タイプ」のお悩みです。原因として考えられるのは、弾力低下により、皮ふにたるみが生じて本来丸い形の毛穴が涙のような形に見える毛穴の目立ちです。認めたくはありませんが、いわゆる「エイジング毛穴」。だいたい20代後半位から気になりはじめます。
涙タイプの方が「取り去る系」の毛穴ケアに飛びついても効果は実感しにくいです。肌の奥から弾力を取り戻すエイジングケアを本格的に取り入れて、内側からの弾力でたるみを解消しましょう。マッサージや表情筋を鍛える「活力系」のお手入れが効果的です。
次回はそれぞれの毛穴タイプ別のお手入れポイントをご紹介いたします。
(美容家/コスメコンシェルジュ・市川 愛子)
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