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衣アレンジでバリエ広がる!ふわサク「フリット」を作るコツ

台湾料理研究家
小河 知惠子

揚げものというと、調理方法としては、天ぷらや唐揚げ、素揚げなどがあります。さらにもう一つ、フリットという調理法もあります。他の揚げものとは少し違った、サクサクでふんわりとした食感に仕上がり、特に女性や子どもに喜ばれます。パーティーメニューにもピッタリ。今回は、料理研究家の筆者が「フリットの作り方や美味しく食べる方法」をご紹介します。

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■フリットとフライの違い

フライは、食材に溶き卵やパン粉を付けて油で揚げたものを指します。これに対してフリットは、メレンゲを混ぜて作った衣を使い、油で揚げたもの。噛んだ時にカリカリとした食感だけでなく、ふんわりとした柔らかさが加わるのが特徴です。フリットは、フランス語で「揚げる」の意味です。

■ポイントはメレンゲ

フリットを美味しく仕上げるポイントはメレンゲです。卵を卵黄と卵白に分け、卵白をハンドミキサーや泡立て器を使って、角が立つくらいまでしっかり泡立てます。これを衣に加えることで、カリカリの奥にふんわりとした食感が楽しめます。

■合う食材は

白身魚などは身のふわっとした食感を損なわず、衣のサクサク感とともに絶妙な仕上がりになります。イカやエビなど、独特の弾力のある魚介なども良いですね。かまぼこなどの変わり種も、食感が楽しめます。山菜やキノコ類などは、凝縮された自然の甘みが感じられます。

■ソースを工夫して

塩やマヨネーズといった定番の食べ方でも美味しいですが、ソースを工夫しても面白い味になります。チリソースでピリ辛にしたり、濃厚なタルタルソースをたっぷり付けてボリューム感を出したり、バルサミコソースで酸味とコクを加えても。パーティーなどで出す場合はいろいろ用意しておくと喜ばれます。

■衣をアレンジ

衣をアレンジしても、また違った味が楽しめます。衣にパルメザンチーズやカレー粉を混ぜれば、さらに食欲をそそられる味になります。また、ビールを混ぜるとよりふわっとした仕上がりになるので、試してみてもいいかもしれません。揚げるとアルコールはとんでしまうので、苦手な方でも問題はありません。

いかがでしたか? ホームパーティーなどで出すメニューとして、フライはもう定番で飽きたという時にフリットはとても良い。新たな食感に、みんなの顔をもほころびます。ソースを工夫すれば、何通りもの楽しみ方があるのでお勧めです。

(料理研究家 オガワ チエコ)

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