夏本番。代謝アップ、脂肪燃焼のサポートをする成分「カプサイシン」を食生活にとり入れてみませんか?
カプサイシンとは、唐辛子に含まれる辛味成分です。エスニック料理など、辛いものがお好きな方なら、日頃から比較的摂取していることでしょう。
ですが、辛いものが苦手な方でも大丈夫。ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、辛みの少ない唐辛子の仲間を使って、美味しくカプサイシンをとるレシピをご紹介します。
■スーパーでも買えるものばかり!辛くない唐辛子の種類はこんなにある
唐辛子と言えば、ピリッと辛い鷹の爪や、ハバネロペッパーなどが浮かびますが、実はピーマン、しし唐、パプリカといった辛味のない野菜も、唐辛子の仲間なのです。ですから、激辛料理にトライしなくても、こうした野菜を頻繁に食卓にのせていれば、自然にカプサイシンはとれるというわけです。
■油を使った料理がおすすめ!旨味がしっかり引き出されます
カプサイシンは、水よりも油によく溶ける性質があるので、調理の際には油を使いましょう。旨味、コクも引き出されます。カプサイシンが豊富にとれる、辛くない世界のレシピをお試しください。
チキンのグヤーシュ
グヤーシュとは、ハンガリーのシチューのこと。ハンガリー料理には、辛味の少ないパプリカが欠かせないそうです。
材料(2人分)
鶏むね肉 300g
ホールトマト缶 1缶
パプリカ 2個
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
塩 適宜
ブラックペッパー 適宜
作り方
1.鶏むね肉はひと口大に、パプリカはざく切りに、玉ねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りにしておきます。
2.鍋にオリーブオイルをしき、パプリカ、玉ねぎ、にんにくを弱火でじっくり炒めます。
3.2に鶏むね肉を加えて炒め、火が通ってきたらホールトマト缶を入れてさらに炒めます。
4.3から水分が出てきたところで、塩とブラックペッパーを加えて味を調えれば完成。
しし唐のムチム
ムチムとは、韓国の和え物のことです。韓国では定番的なおかずで、常備菜にもおすすめ。
材料
しし唐 20本
小麦粉 大さじ3
醤油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
長ネギみじん切り 大さじ1
ごま油 小さじ1
白ごま 小さじ1
作り方
1.しし唐に爪楊枝で数か所穴を開けたら小麦粉をまぶし、耐熱皿に並べてラップをかけ、しんなりするまで電子レンジで加熱します。(500wで3~5分程度が目安)
2.1に醤油、おろしにんにく、長ネギみじん切り、ごま油、白ごまを混ぜ合わせれば完成。
にんじんとピーマンのタイ風ソテー
タイを代表する調味料、ナンプラーとピーマンは相性抜群です。
材料(2~3人分)
にんじん 1本
ピーマン 4個
にんにく 1かけ
ナンプラー 大さじ1
塩 適宜
砂糖 小さじ1
酒 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1/2
作り方
1.にんじん、ピーマンは千切りに、にんにくはみじん切りにしておきます。
2.フライパンにオリーブオイルをしき、にんにくを香りが出るまで炒めます。続いて、にんじんとピーマンを入れ、塩を加えてさらに炒めます。
3.2がしんなりしてきたら、ナンプラー、砂糖、酒を加えてよく炒め合わせれば完成。
成功するダイエットの秘訣は、美味しくて簡単な料理を日々、きちんととることです。カプサイシンを味方につけて、健やかなスッキリボディを実現してくださいね!
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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