夏になると、裸足でサンダルを履く機会が増えてきます。
仕事でパンプスやつま先の狭いサンダルを履く人は、足のトラブルや臭いで悩んでいることも多いとか。
足の裏には汗腺が集中しており、1日にコップ1杯分の汗をかくといわれています。素足で靴やサンダルを履くことが多い夏こそ、臭いは要注意!
今回は、ミントを活用した美脚ケアを紹介します。
■足クサの原因は「汗・角質・靴」
臭いの原因は「汗・角質・靴」の3つ。
夏は汗をかくとともに、臭いの元である細菌が増え、とくに足指はムレやすく臭いがこもります。
またサンダルは、汗を吸収してくれる靴下やストッキングを履く習慣が少ないため、臭いがきつくなりがちです。さらに、素足で履くサンダルによって、厚くなった角質も臭い発生の元になります。
■紫外線で疲れた肌に!ミントのクールジェル
混ぜるだけで完成するので、簡単に作れますよ。
材料(50g容器1個分)
・アロエベラジェル 50g
・ペパーミント精油 3滴(あれば、カモミール抽出エキス)
作り方
1)アロエベラジェルにカモミールエキス、ペパーミント精油を入れます。
2)1)を清潔な棒でよく混ぜ合わせれば完成。とろみのあるボディジェルに仕上がります。アロエベラジェルは、美白や保湿、収れん作用があり、ミントとの相性も良いです。
塗り心地は、さらっとしているので夏のケアにぴったり。日焼けした肌や脚にどうぞ。
■身体がひんやり!ミントのボディースプレー
汗ばむ季節にぴったりな身体がひんやりするミストです。ミントは制汗・消臭、気分転換になりリラックスにも役立ちます。
材料(50mlのスプレー容器1個分)
・ペパーミント水(精製水に約50mlにペパーミント精油5滴)
・ポリソルベート(液体乳化剤) 1ml
※ポリソルベート 化粧品では乳液や洗顔料、軟膏クリームなどに使われており、4種類(20、60、65、80)あります。数値が低いほど水に近い性質で高いと油に近い性質があります。水と油を乳化することができるため、手作りコスメでも使用(販売)されています。どの種類を選ぶかは個人的な好みでOK。
作り方
1)まずボトルにペパーミント水を入れます。
2)次にポリソルベートを入れてよく混ぜて完成です。
身体のほてりが抑えられて、制汗・消臭、気分転換にもおすすめです。ナチュラル志向の方で、ポリソルベートを使用するのに抵抗がある場合は、市販のミネラル化粧水(無色透明で無香料)にペパーミント精油を入れるだけでも簡単にできますよ。
■レモンとミントの香るバスソルト
身体のだるさや気分の落ち込みなど夏バテ解消にもおすすめです。夏のバスタイムも楽しくなるでしょう。
材料(約10回分)
・天然塩 200g
・ペパーミント精油 5~10滴
・ドライミントハーブ 大さじスプーン1杯山盛り分
・蓋つきの容器(200g入るもの)
作り方
1)蓋つきの容器にドライハーブを入れます。ハーブは飲み物用でOK。熱湯を注いで蓋をし、自然に冷めるまで待ちます。
2)ドライハーブのお湯が冷めたら、別の容器に布巾を敷いて、よく絞って抽出液を作ります。茶こしで対応してもOK。
3)抽出したハーブエキスの3分の1を塩に注いで混ぜます。それをレンジで約3分ほど水気が飛ぶまで加熱します。(加熱しすぎると固くなりすぎるので注意してください)
4)3の工程を残りのエキスで3回続け、天然塩に色と香りをつけていきます。
5)4の工程が全て終わったら、自然に冷めるまで待ちます。冷めたらペパーミント精油を垂らしてよく混ぜ、容器に入れて完成です。
面倒な人は、天然塩にペパーミント精油を垂らすだけでも作れます。そこに、ミントの葉っぱを適量混ぜるだけでも気分が変わりますよ。今年の夏はぜひ、ミントづくしで臭いケアをしてみませんか。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティーヘルスライター 町山 町子)
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