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手軽で安全!鍼灸師考案の「ペットボトル温灸」の方法

ヨガ講師
千葉ゆか

寒さが一層増し、体調を崩しやすい季節ですね。火を使うお灸に関心はあるけれど、「試してみたいけど面倒だし怖い」「ツボがどこにあるかわからない」と思っている方もいるのではないでしょうか。そんな方に、「お灸」に対するハードルの高さを解消してくれる便利な方法があります。

手軽で安全!鍼灸師考案の「ペットボトル温灸」の方法

鍼灸師の若林理砂先生の考案した「ペットボトル温灸」をご紹介します。

■初めてでも簡単!安全なペットボトル温灸

準備

(1)ホット専用のペットボトルを用意しましょう。この時期なら自動販売機でも買えますね。

(2)目分量で良いので、ペットボトルの3分の1に水を入れ、残りの3分の2に沸騰したお湯を入れてフタをしめます。(これで水の温度が、70〜80度になります。)

やり方

(1)ツボ付近を、「なんとなくここかな?」という風にとらえます。ピンポイントでツボをとらえなくてもOKです。

(2)ツボ付近を狙ってペットボトルを数秒押し当て、「アチッ!」と思ったら離す→また押し当てるを繰り返します。この動作を3〜5回行いましょう。

■寒さでゾクっとした時に温灸でおすすめのツボ

(1)孔最(こうさい)

孔最(こうさい)

脈をとるところと尺沢(肘の内側にある横の線上、上腕二頭筋の外側)を結ぶラインの中間付近で、押すと痛い所です。

ペットボトルの底面を使い、孔最のあるライン上を狙って押し当てましょう。

(2)大椎(だいつい)

大椎(だいつい)

首を前に倒して一番飛び出ている骨の真下です。

(3)肩中兪(けんちゅうゆ)

肩中兪(けんちゅうゆ)

大椎の外側、指3本分のあたりに左右あります。

上記のペットボトル温灸のやり方を参考にして、ペットボトルをツボに当ててください。

ホット専用ペットボトルを、自宅や会社でも常備しておきましょう。ツボに当てなくても、膝の上に乗せておいたり、足元に置いて足裏を温めるなど、使い方も様々です。

太ももに挟むだけでも、身体が温まって◎。手軽にできるお一人様温活を始めましょう。

(ヨガインストラクター 千葉ゆか
高津文美子式フェイシャルヨガインストラクター、顔つぼセラピスト。二児の母。お子様連れOKなヨガ×顔ヨガクラス「nicomum-yoga&facial yoga」主宰。)

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【参考】

※若林理砂 著 「安心のペットボトル温灸」(2014年)夜間飛行

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