年齢とともに肌のツヤ感は少なくなり、乾燥肌になっていきます。メイクでどんなに頑張っても肌がうるおっていないと、実年齢よりも老けて見えやすいものです。
今回は、オイルを混ぜるだけで、いつものベースメイクがツヤ肌になれるやり方をご紹介します。若々しい雰囲気になりますので、ぜひ試してみてください。
■ツヤ肌メイクとは
ここ何年も世界中で流行っているのが、ツヤ肌重視のメイク。この「ツヤ肌」は、見た目の肌質がうるおっていて、ハリとツヤがある状態のことをいいます。
「フレッシュ、ナチュラル、ヌーディ」な印象を周りに与えることができます。
■肌質別ツヤ肌のやり方
ツヤ肌メイクのポイントは、リキッドファンデーションの中にオイルを混ぜることです。ファンデーションとオイルの割合は、ファンデーションが5に対してオイルが1の割合です。
肌質によってやり方や混ぜるオイルが違います。まずは自分の肌質を確認して、自分に合ったツヤ肌メイクをしましょう。
(1)オイリー肌
オイリー肌は、一見するとうるおって見えますが、実際は油分が多く、水分が少なめの状態です。乾燥を防ぐために油分が多めになっています。
水分が外に蒸発しないよう、洗顔後のスキンケアで開いた毛穴を引き締めながら、しっかり保湿をしましょう。
ツヤ肌メイクのやり方
リキッドファンデーションに「ホホバオイル」か「ミネラルオイル」を混ぜて使ってみてください。どちらのオイルもべとつかず、さらっとしたテクスチャーなので、ファンデーションと混ぜても重くなりにくい特徴があります。ニキビ予防にもなるのでおすすめです。
テカリが気になる場合は、ブラシでTゾーンにフェイスパウダーをつけると、自然なツヤのあるメイクに仕上がります。
(2)乾燥肌
乾燥肌の方は、油分も水分も少ない状態です。まずは、スキンケアで水分と油分をしっかり肌に塗布してあげましょう。
ツヤ肌メイクのやり方
ファンデーションに混ぜるオイルは「マルラオイル」です。マルラオイルは肌への浸透力がよく、べたつきません。さらに、抗酸化作用が高く、一日中うるおっているので、ツヤ肌メイクには最適なオイルです。
ファンデーションにオイルを混ぜてもひどく乾燥を感じる方は、化粧下地がわりに「ヴァセリン」を薄く塗ると、さらに保湿力がたかまりますよ。
最後の仕上げにフェイスパウダーをつけると、油分と水分を取って乾燥肌にしてしまうので、使わない方が良いでしょう。
■ツヤ肌メイクはモチが悪い?
ツヤ肌メイクにはオイルを使いますが、オイルは肌なじみがいい反面、ファンデーションのカバー力を弱めます。
普段のメイクより化粧モチが悪いと感じた時は、こまめに化粧直しをしましょう。
■少しだけツヤを抑えたい方におすすめのアレンジ法
「ツヤ肌メイクにしてみたけれど、少しだけツヤを抑えたい」という方には、肌をセミマットにする方法がおすすめです。
2枚つづりになっているティッシュペーパーを1枚はがし、顔にのせてください。ティッシュペーパーを顔にのせたら、その上からブラシでフェイスパウダーをまんべんなくつけると、セミマットな仕上がりになります。
安定して流行っているツヤ肌メイクは、年代を問わずどなたにでも似合うメイク法です。オイルを混ぜるだけでうるおいのある若々しい肌をつくれますので、ぜひ試してみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
【関連記事】
・色を重ねるのがポイント!クマ隠しに◎なコンシーラー活用術
・老け見え注意!トレンド「ブラウンメイク」の落とし穴5つ
・“眉消え”の原因は2つの油!?「落ちにくい眉」の描き方
・「疲れてる?」と言わせない!笑顔に見せる、リップメイク術