春はデトックスの季節といわれますが、皆さんはデト活（デトックス活動）していますか？　筆者は、白湯や梅湯をこまめに飲んだり、普段よりも多めにねじる動作をとって、地味にデト活を実践しています。

そこで今回は、YOGAエクササイズディレクターの筆者が緩やかにねじるおすすめのポーズをご紹介します。

■ラクにしぼれる春におすすめのデトックスポーズ

ねじるポーズはダイエットに効果があるといわれていますが、ねじり過ぎて腰や肩が逆にこってしまう場合があります。これらを回避するために大切なことは、ねじるスペースを確保し、腰骨から肋骨の間を伸ばすことです。肩の力を抜いてゆるやかにねじり、お腹に圧をかける深い呼吸をしましょう。

普段、ねじりのポーズがあまり気持ちよくないと感じている人は、もう一度ポイントを確認してみてください。

また、普段深いねじりのポーズを好む人も、ウォーミングアップ気分でトライしてみて下さい。このポーズは、胸椎、腰椎を刺激し、背中を柔軟にしてくれます。

期待できる効果

・背骨、肩、腰のストレッチ

・腰痛、首の痛み、坐骨神経痛の緩和

・腹部のマッサージ効果から疲労改善

・消化機能の改善

・ストレス緩和

実践回数＆期間

週3回を目安に3週間実践すると心身ともに変化を感じられます。

注意する点

下痢・頭痛・高血圧・不眠症・低血圧・生理中の人は無理のないように調整して下さい。

やり方

（1）正座姿勢から、両つま先を左側にずらします。右つま先は左側に向け、左つま先は後ろに向け下半身を安定させます。その状態で両手を頭の後ろで組み、体側（脇腹）を伸ばします。

5呼吸繰り返しながら、肩を下げ胸を引き上げ呼吸を深めましょう。

（2）ゆっくり息を吐きながら上体を左側に倒し、10呼吸繰り返します。腰骨から肋骨の間を開いてウエスト部分を伸ばし、お腹のむくみを解消しましょう。

（3）息を吸いながら状態を正面に戻します。左手を右ひざにつけ、息を吐きながら上体をゆっくり右側にねじります。その時左手は、後ろ床に添えるか、左太ももに添えましょう。

そのまま10呼吸繰り返しながら、吐く息とともにねじりを深めましょう。

いかがですか？　深い呼吸とともにお腹に圧をかけ、ねじり効果をアップさせてみてください。そして、吐く息とともに肩や首の力をゆるめ、心を軽くするイメージで行ってください。

（株式会社ボディクエスト　YOGAエクササイズディレクター　森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。）

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