葛湯や葛切り、葛餅などの原料「葛粉(くずこ)」。ヘルシーでダイエット効果があることはよく知られていますが、実はこの葛粉の原料である植物「葛」の花には、アンチエイジング効果があるそうなんです。
■ダイエットにも!?「葛の花」パワーがスゴイ
葛粉とは、マメ科の植物である「葛」の根のでんぷんから作られるもの。葛切りや葛餅などの和菓子や「葛根湯」という風邪薬でもおなじみですよね。この葛粉には多様な効能があることが知られていますが、実はその花には、脂肪の蓄積を押さえ、体脂肪や内臓脂肪を付きにくくしてくれるダイエット効果もあるのだとか。
■「葛の花イソフラボン」が更年期症状を緩和
葛の花には「イソフラボン」が含まれています。大豆製品にも「大豆イソフラボン」というものが含まれていることは有名ですが、葛の花イソフラボンも同じように、女性ホルモンと同じような作用を持ち、更年期症状をやわらげてくれます。また、葛の花イソフラボンには、骨の代謝をよくし骨密度をアップさせる効果もあるので、骨粗しょう症予防にもなるのだとか!
■二日酔いにも効く!
実はこの葛の花、中国や日本では古くから二日酔い予防にも使われていたそうです。葛の花イソフラボンとサポニンには、二日酔いの原因といわれている「アセトアルデヒド」の代謝や排泄をサポートする働きがあるといわれています。葛の花は、花を漬物にしたり、ご飯に混ぜたり、お酒やお酢などに入れても食べられます。更年期症状対策として、アンチエイジングフードを探していた方は、ぜひ葛の花に注目してみてはいかがでしょうか?
(つやプラ編集部)