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イスに座って食べるのはNG!?「ビュッフェのマナー」3つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

もうすぐ年末ですね。会社関連の忘年会や大きめのクリスマスパーティーなど、ビュッフェスタイルのパーティーに参加することも増えてくるでしょう。

そんな時、マナーがわからなくて周りの様子をこっそり観察した経験がある方も多いと思います。

ビュッフェマナー

料理研究家の筆者が、意外と見落としがちなビュッフェのマナーを3つご紹介します。

■そうだったの!?意外なビュッフェのマナー3選

(1)「グラス」「お皿」「フォーク」は、左手で持つ

美味しそうな料理や飲み物がたくさん並んでいるビュッフェは、思わず目移りしてしまいますよね。この時、料理をとることに意識が向いてしまい、お皿だけを持って並んでしまう方が多いかもしれません。

ですが、マナーとして、「グラス」「お皿」「フォーク」は左手で持ちましょう。ビュッフェは、食事だけではなく出会いや会話を楽しむパーティーなので、右手は名刺交換用にあけておきましょう。

(2)イス席で食べない

ビュッフェとは、フランス語で「立食形式の食事」という意味です。立食のメリットは、移動しやすくたくさんの人と出逢えることですね。

よく、イスに座っておしゃべりや食事を楽しんでいる女性を見かけることがありますが、これはNGです。壁側のイスは、お年寄りや妊婦さん用の席なのです。もちろん、バッグを置くこともマナー違反です。

バッグは、小さいショルダータイプを持ち歩くか、クロークに預けることをおすすめします。

(3)コーヒーをテーブルに置かない

美味しい料理を楽しんだ後は、コーヒーを飲んでホッと一息つきたいところです。ここで気をつけて欲しいポイントは、コーヒーをテーブルに置かないということです。

他の人の場所が狭くなってしまいます。周りに配慮し、ソーサーを手に持っていただきましょう

いかがでしたか? ご紹介したマナーを守ると、「料理をたくさん食べる」というような状況にはならないと思います。パーティーが始まる前に、軽くお腹を満たしておくことも重要ですよ。

(料理研究家 オガワチエコ
雑誌やテレビ、書籍等で活躍中。著書に「彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん」、「おにぎらずの本」泰文堂、「スティックオープンサンドの本」講談社)

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