「イメチェンしたくて写真も見せたのに、思った仕上がりにならなかった」ということはありませんか?
長年通っているヘアサロンならまだしも、初めてのサロンでは特に、一度で思ったイメージにはなかなか仕上がりません。
ヘアメイクや美容師のプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、ヘアサロンで思った仕上がりにならない「失敗例」とその理由をご紹介します。
■ヘアサロンで思った仕上がりにならない「失敗例」とその理由
(1)カット編
「思っていたスタイルと違う髪型にされた」のはなぜ?
同じヘアスタイルでも、輪郭や生えグセ、骨格の違いで見え方は変わります。
また、クセ毛の方がストレートのボブスタイルの写真を持って行って、「カットでどうにかして欲しい」と伝えても、同じスタイルはつくれません。
自分の髪質とは違うスタイルにしたい時は、カットだけでは難しく、パーマや縮毛矯正、カラーなどの付属がつく場合があるということを、意識のなかに入れておきましょう。
(2)ヘアカラー編
「カラーしたら違う色になった」のはなぜ?
頼んだカラーと違う仕上がりになったという経験はありませんか? 実は、美容師さんだけの問題ではないのです。
髪質によって染まりにくい、染まりやすいということがあります。いつもヘアカラーをするとすぐ染まるのか染まらないのかを事前に伝えることで、希望のカラーに近づけます。
セルフカラーの経験も伝える
セルフカラーをしたことがある方は、そのことを伝えるのもポイントです。セルフカラーをした方は、染まりにくく色ムラになる可能性が高いためです。
そのため、明るくしたい場合、状況によって1度か2度はブリーチをする必要があります。まずはカウンセリングの時に、美容師さんと相談するのも手です。
(3)パーマ編
「ゆるめのパーマをかけてもらったのにパーマがかからない」または「すぐパーマがとれた」のはなぜ?
パーマもカラーと同じで、人によってかかりづらかったり、かかりやすかったりという違いがあります。
もし、以前にもパーマをかけたことがある方なら、その時のパーマのかかり具合はどうだったのかを伝えると良いでしょう。
また、初めてかけてもらう美容師の場合は、パーマのかかり具合がわからないと思いますので、ヘアカラーの時によく染まったかどうかを伝えると、薬剤に反応しやすい髪質かどうかを見極めるポイントになりますので、おすすめです。
うまく伝えられない失敗例とその理由を、オーダー別にご紹介しました。
カラーやパーマをする時は、今までの失敗談やどんなパーマやカラーをしたのかを伝えると、美容師に伝わりやすくなります。ぜひ、参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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