目力を出すのに効果的な「つけまつ毛」ですが、アラフォーの女性は上手につけまつ毛を使いこなさないと、イタイ印象になります。
コスメコンシェルジュやヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、「大人つけまつ毛」のメリット、デメリットと、自然になじませるためのポイントをご紹介します。
■アラフォー女性の目元事情
目の周りの皮膚は薄く、年齢とともにハリや弾力が失われがちです。そのため、アラフォーになると、まぶたがたるんだり目尻が下がってきやすくなります。
■つけまつ毛のメリット
エクステ(マツエク)よりもコスパがいい
つけまつ毛は、100均で購入できることもあり、値段がピンからきりまであります。
安いとすぐにダメになると考える方もいますが、実際につけまつ毛の毛質を見ても、そこまで値段による大差はないのが実情です。そのため、「エクステよりもコスパがいい」というメリットがあります。
自まつ毛をいためない
つけまつ毛は自まつ毛につけるわけではないので、エクステのようにまつ毛が抜けることはあまりありません。自まつ毛が少ない方に向いているアイテムです。
■つけまつ毛のデメリット
つけづらい
つけまつ毛は、つけるのにコツが必要です。プロにつけてもらえるエクステと違い、自分で上手くつけるには、少し練習が必要でしょう。
保管が面倒くさい
つけまつ毛は丁寧に保管しておくと何回か使えるというメリットがあります。でもその反面、「どこかに失くしてしまう」「保管が面倒」という声も聞きます。
■大人つけまつ毛のポイント3つ
(1)毛質は自まつ毛と同じような細めのものを選ぶ
つけまつ毛は、まつ毛一本一本につけないので、まつ毛に馴染む物を選ばないと“つけている感”が出てしまい、違和感が出ます。
目力を出したいからといって、毛束の濃いつけまつ毛を選んだり、触覚のようなまつ毛をつけると、老け顔に見えるので気をつけましょう。
(2)つけまつ毛をつける前に必ずビューラーをする
つけまつ毛は自然にカールがついています。そのため、自まつ毛をビューラーで上げてからつけまつ毛をつけると馴染みやすくなります。
(3)部分つけまつ毛の活用もおすすめ
大人のつけまつ毛は、自然に馴染んでいることが大切です。ポイントは“自まつ毛をいかした付け方をすること”です。
まず、自まつ毛をしっかりビューラーであげてマスカラを塗ります。その後に、黒目の中心から目尻にかけて、部分つけまつ毛をつけます。
こうすることによって、より自然にボリュームアップすることができます。部分つけまつ毛の方が目元のカーブに密着しやすいので、初めて使う方にも使いやすいですよ。
つけまつ毛は、上手に使えばエクステよりも手軽なアイテムです。手軽に手に入りますので、試してみてはいかがでしょうか。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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