目力アップに欠かせない「マスカラ」。落ちにくいものも多く登場し、ちゃんと落とせているか不安になりますよね。
毎日のクレンジングが甘いと、色素が沈着する可能性があることをご存じですか? 将来後悔しないためにも、美容ライターの筆者が、マスカラのタイプ別「正しいクレンジング方法」をご紹介します。
■ウォータープルーフマスカラ
汗や水に強くカールキープ力にすぐれているウォータープルーフマスカラは、レジャーやジムに行く時などに大活躍します。なぜ水分に強いのかというと、油性成分を主体として作られているからです。
しっかりとしたボリュームを出して、長時間目力をキープしたいなら、ウォータープルーフがおすすめです。
ウォータープルーフマスカラの落とし方
(1)コットンにポイントリムーバーを出して、まつ毛に30秒ほど置いてなじませる。
(2)コットンでやさしく拭きとる。
(3)目のフチに残ったマスカラは、リムーバーを含ませた綿棒を使って拭う。
(4)最後に全顔のクレンジングをする。
油性成分が主体のウォータープルーフマスカラを落とすには、オイルクレンジングが最適です。
■フィルムマスカラ
フィルムマスカラの特徴は、なんといってもクレンジングがラクなことです。お湯で落ちるので、クレンジングによる目もとの負担が軽くてすみます。
また、ウォータープルーフよりも皮脂に強いので、脂性肌の人には、フィルムタイプの方がパンダ目にならない傾向があります。
フィルムマスカラの落とし方
(1)コットンをお湯に浸してから、まつ毛に1~2分置いてなじませる。
(2)コットンでなでるようにして拭きとる。この時、ポロポロとしたマスカラが目の周りに残ることがありますが、無理にこすってとらないようにしましょう。
(3)全顔をクレンジングする。
(4)マスカラが残らないよう、目の周りはやさしい水圧のシャワーで丁寧に洗い流す。
いかがでしたか? ウォータープルーフとフィルムタイプ、それぞれに良いところがありますね。マスカラ別のクレンジング方法を覚えていれば、肌を清潔に保つことができて、いためることもありません。「マスカラが落としにくいな」と感じたら、ぜひ参考にしてください。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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