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「頭皮」と「美髪」のSOS!白髪や傷みから守るUVカット術

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

紫外線の影響を強く受ける季節。肌だけではなく、髪や頭皮もダメージを受けています。髪や頭皮が日焼けすると、髪が色褪せたり痛む上に、白髪の要因になるとも言われています。そのため、外出の際は髪と頭皮も紫外線から守る必要があります。そこで今回は、頭皮や髪を守るためのUVカット術とアフターサンケアをご紹介します。

「頭皮」と「美髪」のSOS!白髪や傷みから守るUVカット術

■まずは基本を徹底!日焼け止めの選び方

「肌へのUV対策は万全!」という人でも、頭皮や髪は無防備に紫外線にさらしているという人が多いのではないでしょうか。今日から、頭皮や髪にもしっかりとUVケアを行いましょう。とはいえ、頭皮や髪に日焼け止めクリームを塗るのは難しいですよね。そこで重要なのがアイテム選び。

こんなUVカットアイテムがおすすめ

頭皮には専用のペンシルタイプやスプレータイプの日焼け止めを使うと便利。手を汚すことなく、簡単に日焼け止めを塗ることができます。スプレータイプなら髪への使用も大変便利。忙しい朝でもサッと吹きかけるだけなので、時短でUVケアが終了! 外出先での塗り直しにも重宝します。ムラにならないものを選ぶポイントは、ミストの粒子が細かく、白くならないものを選ぶことです。

■1つあると重宝!帽子や日傘も活用

頭皮や髪に日焼け止めを塗ることと合わせて習慣にしたいのが、帽子や日傘を使ってUVケアをする方法。気をつけたいのがUVカット製品にも寿命があるということ。保管状態や素材などによって異なりますが、一般的にはよい状態で保管したとしても、2~3年が限度であると言われています。定期的なメンテナンスや買い替えをしながら使用することも大切です。

■忘れないで!アフターサンケア

肌同様、頭皮も日に焼けた時は火傷しているのと同じ状態です。できるだけダメージを回避するためにも、アフターサンケアは必ず行うようにしましょう。

1.まずチェック!ほてりの鎮め方

長時間屋外で過ごし、日焼けした時には頭皮も火照っている可能性があります。その場合には、濡れタオルなどで冷やすか、水で軽く頭皮をすすいで、火照りを鎮めることが大切です。

2.頭皮に水分補給

頭皮の火照りが鎮まったら、できれば髪を洗うことをおすすめします。その上で育毛剤をつけ、水分と栄養を頭皮に補給しましょう。日焼け後は、頭皮も脱水状態になっている可能性が高いので、育毛剤の後に油分を補うのも効果的です。

頭皮や髪のUVケアをしっかりと行っておけば、夏の終わりに髪や頭皮のダメージを感じて後悔することもないのでは? ぜひ頭皮の髪のUVケアを毎日の習慣にすることをおすすめします。

(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。)

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【参考】
季節のヘアケア情報 春号 – 資生堂
※吉木伸子著(2012)『素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典』(池田書店)

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