年齢とともにあらわれる、首のシワやたるみ。目立つから…とついついお顔のケアを優先してしまいがちですが、美しい首回りを維持することも、老け見えの回避には重要! 今回は過去の人気記事の中から、顔ヨガのポーズ、シワ解消マッサージの方法、胸元パックの仕方をご紹介します。
■「首たるみ」の解消にはインナーマッスルに注目!
年齢とともに生じるたるみ。鍛えなければ重力とともに下へとずり落ちてしまう私たちの体は、もちろん首にもおこりうること。そこで、首のインナーマッスルを、顔ヨガのポーズで鍛えて「首たるみ」やいつのまにか出来てしまった「シワ」を改善しましょう。
■美ラインネックを作る「顔ヨガ」ポーズ
頭を後ろに倒してのどを伸ばします。舌を天井に向けて思い切り長く突き出します。舌先は尖らせて三角になるようにし、できるだけ上に向けましょう。そのまま10秒間キープします。舌先を釣り糸で上につられているようなイメージでぐんぐん上に舌を伸ばしていくイメージです。
※首を痛めている人は、後ろに倒し過ぎないように気をつけましょう。顎関節症の人もキープ時間を調整してください。
【ポイント】
舌が三角形になるように、舌先を尖らせて前に出しましょう。このポーズは、2重アゴ、デコルテケアにも最適なポーズです。「首たるみ」を解消して美しく凛としたネックラインをぜひ手に入れてくださいね。
■シワ解消のためのマッサージ方法
顔に刻まれたはっきりとしたシワには、シワに対して垂直の方向にマッサージすると、シワを伸ばす効果が期待できます。縦ジワの場合は横方向へ、横ジワの場合は縦方向へそれぞれマッサージしましょう。この時注意したいことは4つ。
1. 力を入れない
2. 必ずオイルやクリーム、乳液などを塗って行う
3. 縦方向へのマッサージは下から上へ行う
4. 横方向へのマッサージは内から外へ行う
■「首のシワ解消」マッサージ方法
首のシワが一度できると、顔のシワよりも解消が難しいと言われています。シワ解消に効果のあるレチノールなどが配合されたコスメを併用すると同時に、下記のようなマッサージも習慣にしましょう。おすすめのコスメは、関連記事の「どうにかしたい首のシワ!美容家おすすめケアコスメ&方法」をぜひご覧ください!
1. 乳液、クリームまたはオイルを適量手のひらに伸ばします。
2. まずは縦へのマッサージを行います。首の付け根からデコルテに向かって、老廃物を流し込むイメージで上から下へマッサージします。この時、指や手のひら全体を使って行いましょう。
3. 両手の人差し指、中指、薬指を縦に並べ、横に首を軽くひっぱるようなイメージでマッサージしましょう。手は内から外へ動かし、力は入れないように心掛けるのがポイントです。
顔の皮膚はティッシュ1枚ほどの薄さであると言われています。マッサージの際は力を入れ過ぎたり、擦ることのないよう注意しながら行ってくださいね。
■ティッシュ2ステップ!「胸元保湿」
顔パックは当然のように行っていても、首回りまではなかなか手が回らないのでは? そこで、ティッシュで簡単にできる胸元パックをご紹介します。
(1)胸元にたっぷりと保湿液をつけます。2枚重ねのティッシュは、薄く1枚ずつに剥がして、貼り付けます。
(2)ティッシュの上から、保湿液を追加します。スプレーなどで吹きかけるだけでなく、コットンにローションを足して、ティッシュをたっぷり湿らせてパッティングしてください。3分ほど時間を置けば、ぷるぷるで潤いのある胸元に!
首回りをあえて魅せるポイントにすると「見られている」という意識も強まり、自然と姿勢もキープできるようになりますよ。マフラーをしない季節になってから慌ててケア! なんてことになる前に、スッキリ姿勢&ぷるぷるの首回りにしておきましょう。
いかがでしたか? 継続は美なり、毎日ケアすれば美しい首元を保てそうですね。今回ご紹介したことを習慣にして、綺麗な首を目指しましょう!
(つやプラ編集部)
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