スラッと長く引き締まった脚には憧れますよね。しかし、忙しくてなかなかエクササイズをする時間がとれず、太ももがたるんでしまったという人は非常に多くいます。
特に内ももは非常にたるみが目立つところであり、かつなかなか引き締まらないところです。
体型改善の専門家であるパーソナルトレーナーの筆者が、スキマ時間でもできる、簡単な内もも引き締めエクサをご紹介します。
■内ももがたるんでくる原因
座り仕事が多い
内もものたるみに、座り仕事の人は特に注意する必要があります。
股関節の筋肉である内ももの筋肉、内転筋は、立って左右のバランスをとる時に、特に力を発揮する筋肉です。
日常生活では階段を登るときや、ジョギングなど片足になって体のバランスをとるときに使います。
しかし、座っている時間が長いと内ももはあまり使われず、徐々に衰えてきてしまいます。
この結果、内ももの脂肪がめだって増えてきて、たるんでしまうのです。
■内ももの筋肉の役割
内ももの内転筋は、片足の時にバランスをとるほか、脚を閉じる動きで使われます。
ですから内転筋は、ジョギングする時間をとったり、わざわざ階段をのぼったりする時間をとらなくても、脚を内側に閉じる動作をすることで鍛えることができます。
■内転筋を鍛える「アダクションエクサ」のやり方
今回は、椅子に座ったまま、脚を閉じる動きに負荷をかける「アダクション」というエクササイズを紹介します。
(1)クッションかタオルを用意します。
(2)両膝でクッションを挟みます。
(3)10秒間、全力でクッションを膝で挟みます。
(4)一度リラックスして、また10秒膝で挟みましょう。
(5)合計3回繰り返します。これが1セットです。
(6)これを3セット行いましょう。
タオルやクッションがない場合は、代わりに手で負荷をかけても構いません。
内ももは日常生活動作ではあまり鍛えられず、座り仕事が多い人は特に衰えやすいところです。
しかしこのエクササイズであれば、座っている時間でもスキマ時間に内ももを鍛えて、たるみを解消することが出来ます。
デスクワーク中に時間をとって、内ももエクサを行い、細く引き締まった美脚を手に入れましょう。
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)
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