毎日使用するスキンケアアイテムは、少しでも価格を抑えながらより良いケアを行いたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、スキンケアアイテムのお金のかけどころはどこかを解説しながら、40・50代におすすめのトータル価格1万5千円以内のスキンケアプランの一例をご紹介します。
■スキンケアアイテムのお金のかけどころとは
スキンケアアイテムで最も投資したいのは、「美容液」です。なぜなら、美容液には肌悩みにアプローチできる美容成分が他のアイテムよりも多く配合されている傾向にあるからです。
逆に、価格を抑えやすいのが「化粧水」です。なぜなら、化粧水はスキンケアの主役ではなく、次に使う美容液などを浸透させる道筋を作るアイテムとしての役割が大きいからです。
一般的に価格を抑えてしまいがちなのが「クレンジング剤」や「洗顔料」ですが、汚れやメイクを落とすことはスキンケアの基本です。節約しすぎて汚れやメイクがきちんと落ちていなかったり、逆に洗浄力が高すぎて肌に必要なうるおいを奪ったりすることがないように、ほどよく投資することをおすすめします。
■トータル価格1万5千円以内のスキンケアプラン
クレンジング
オルビス オフクリーム/オルビス
肌にとって必要なうるおいはしっかりとキープしながらも、オイル化することによって落ちにくいメイクも落としてくれるクレンジングクリームです。
コクのあるテクスチャーで、体温でとろけるように伸び広がる心地よい使用感も魅力。洗い流した後は洗顔をする必要があります。
(ボトル入り 100g 税込価格2,530円/つめかえ用 税込価格1,980円 問い合わせ先:オルビス)
洗顔
クリーミーシルク ウォッシュ/シュープリームノイ
年齢によりくすみがちな肌を透明感のある健やかな肌へ導く「バチルス発酵菌」配合。「ヒト型コラーゲン」も高配合しているので、洗い上がりの水分量を維持してくれます。
弾力にすぐれた泡が立ち、古い角質や汚れを吸着してやさしくオフします。化粧水や美容液の浸透も高めてくれます。
(90g 通常購入税込価格3,300円 問い合わせ先:シュープリームノイ )
化粧水
白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水/肌ラボ
美白成分「トラネキサム酸」と抗炎症成分「グリチルリチン酸2K」を配合した薬用化粧水です。
かすかなとろみを感じる白濁色の化粧水が、シミや肌荒れを防ぎながらうるおいのある肌へと導きます。
(70ml ライター購入税込価格990円 問い合わせ先:ロート製薬)
美容液
タカミエッセンスCE/タカミ
「ビタミンC」や「ビタミンE」を豊富に配合し、毛穴やくすみ、ハリ不足といった複合的な肌悩みにアプローチする美容液です。
サラッとしたテクスチャーで肌なじみがよく、角質層の隅々にまで美容成分を届けることで澄んでキメの整った肌へと導きます。
(30ml 税込価格5,500円 問い合わせ先:タカミ)
クリーム
センシティブカモミールフェイスクリーム/イヴ・ロシェ
敏感に傾きやすい肌にも寄り添うような、穏やかな使用感が魅力のクリームです。
ふわっと軽いテクスチャーでありながらもしっとりと肌をうるおし、明るさとツヤのある肌へと導きます。
(50ml 税込価格2,640円 問い合わせ先:イヴ・ロシェ)
ひとつの例としてご紹介したスキンケアアイテムは、総額14,960円です。肌状態によって必要なアイテムは異なりますが、ひとつの目安として参考にしていただけましたら幸いです。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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