まだまだ続くニューノーマル生活で、もはやマスクもメイクの一部と考えるようになってきました。
血色マスクや小顔マスクなど、種類もたくさん発売されています。素材も複数ありウレタン、不織布、布など、ニーズによって使い分けることもあたりまえになってきましたね。筆者は散歩の時はウレタン、人混みに行く時は不織布を選んでいます。
ですが、不織布マスクはウレタンの小顔マスクに比べて存在感があり、オシャレに見えにくい場合があります。
不織布マスクをたくさん集めている筆者が、さまざまな形と色の不織布マスクを実際につけて「若見えするマスク」を探してみました。
■今回ご紹介する不織布マスクは全16枚
筆者がコレクションしている不織布マスクのなかから、色や柄、形の違うものを選んでみました。そのほか、チェック柄や蝶々柄、合わせて30種類ほどあるのですが、肌馴染みや普段使いを考えてとり入れやすいものを16枚チョイスしました。
長方形タイプ
こちらは、長方形の一般的な形のものです。
画像左から「マスクMサイズ プレーン コーラルピンク/マスコード」「マスクMサイズ ペイズリー グレー/マスコード」「マスクセレブ YU・RI・KO コーラルピンク/アクアバンク」「冷感マスク レースマスク ピンク/ドレッシースター」「レース付きお洒落マスク ピンク系/カケン」「CSD カラーマスク ラベンダー/CSD」「color 接触冷感不織布マスク 三層構造 YRM-51 模様 紫/ワイズシティ」。
変形タイプ
画像上段左「ピンクフラワー×アッシュブラウン/ディーマスク」、画像上段右「ピンク×バーガンディーレッド/ディーマスク」。
画像中央「美フィットマスク ローズグレーPK-BFC7MRG/アイリスオーヤマ」。
画像下段左「デイリーフィットマスク ピンク/アイリスオーヤマ」、画像下段中央「3D Beauty Mask ピーチベージュ/Zakka off」、画像下段右「立体構造不織布カラーマスク ラベンダー/MASCODE」。
画像上段「KF94マスク 血色ピンク/ROYALSUNRISE」。
画像中央「3d 魚型マスク ホワイト地 浅パープル/baieiten fashion」。
画像下段「3d 魚型マスク ホワイト地 パープル花/baieiten fashion」。
■マスク16パターンを徹底比較
このように実際につけて比べてみると、若見えに関係するのは「マスクの形」だということがわかります。
小顔マスクの代表ともいえる「立体3Dタイプ」のように、フェイスラインをスッキリさせることで若々しい印象を演出します。
「ディーマスク」はフォルムやフェイスラインにちょっとしたラインが仕込んであり、耳下から顎にかけてをシャープに見せてくれます。「KF94マスク」のようなダイヤモンド型は顔がスッキリ見えるうえ、呼吸もしやすいのでおすすめです。
柄が入っているものは色に関係なくチャーミングな印象になるので、ちょっとしたお出かけなどに便利です。また、鼻の部分に白いラインが入っているものは、レフ板のように目元を明るく見せることができます。
色に関しては、顔色を明るくしてくれるコーラルピンクやローズグレーなどの自分の肌より少し濃い目の色がベスト。ブルーやラベンダー系の色は、顔色が少し暗くなる印象でした。これはブルベ・イエベに関係なく、40代・50代の肌色はくすみがちなため誰にでも起こる現象だと思います。
40代・50代におすすめする若見えマスクのポイント
結果、筆者が40代・50代におすすめする若見えマスクのポイントは以下の3つです。
(1)コーラルピンクまたはサーモンピンクなど、少しオレンジがかったピンクのマスク
(2)3Dなどの立体構造のマスク
(3)鼻の位置に白いラインなどが入っているマスク
■若見えするマスクの付け方
今回筆者がたくさんのマスクを試した結果、気がついたことがあります。
それは、「鼻筋をきれいに見せると若見えする」ということ。マスクの鼻部分がV字カットされていると鼻が高く見えます。
カットがないものは、画像のようにW字折りを試してみてください。鼻の両脇の隙間がなくなるうえ、これだけでも鼻筋が高く見えます。
通常タイプの長方形ならば、耳ヒモをX字につけるとフェイスラインにぴったりとフィットして顔がすっきりとするのでおすすめです。
■カメラ映りにも差が出る!マスクの色選び
今回筆者はたくさんのマスクをつけてセルフィーを撮り、並べてみて気が付いたことがあります。
それは、「カメラの補正効果」。自分の肌より濃い色のマスクの場合は顔が明るく見え、薄い色をつけると顔が暗く写ることがわかりました。
自撮りや写真撮影がある場合、濃い色のマスクを選ぶとカメラ映えしますよ。
マスク生活が長く続き、メイクの手を抜いてはいませんか? 毎日使うマスクをファッションやヘアスタイルに合わせてコーディネートしてみてはいかがでしょう。
顔の印象をガラリと変化させてくれるマスクは、気軽にできるメイクのようなもの。せっかくなので色、柄、形をそろえて若見えを目指しましょう。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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