肌のベタつきが気になる季節は、日頃のスキンケアを見直すベストなタイミングです。特に、ベタつきを改善させる効果が期待できる洗顔は、その方法を真っ先に見直したいところです。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、洗顔方法を見直して若見え肌に導く方法について詳しくご紹介します。
■夏に向けて見直したい洗顔方法
洗顔料が季節や肌質に合っているか見直す
お気に入りのコスメに出会うと、季節や肌状態を問わずずっとそれを使いたくなりますよね。
洗顔料といっても保湿力も使用感もさまざまで、季節や肌質に合っていないものを使うと乾燥などの肌トラブルにつながる場合があります。そのため、季節や肌質に合った洗顔料を使いましょう。
例えば、肌のベタつきが気になる季節は、肌のうるおいを保ちながら毛穴の汚れや古い角質を落とす「クレイ入りの洗顔料」を使うことがおすすめです。
洗顔時の指の使い方を見直す
洗顔料の形状はさまざまで、美容液タイプや泡立て不要なものもあります。しかし、一般的な泡立てが必要なものについては、面倒がらずにしっかりと泡立ててから使いましょう。
泡立てが不十分なまま洗顔すると、洗浄剤が肌に刺激を与えてしまうことがあります。また、泡はクッションの役割も果たしてくれるので、洗顔時の摩擦を軽減させることができます。
美容液タイプなどの泡立て不要の洗顔料を使うときもそうですが、シワやくすみなどの原因となりうる肌への摩擦をさけることが大切です。薬指を主役にしてゆっくりと手を動かし、摩擦に注意しましょう。
洗顔の回数を見直す
肌のベタつきが気になる時は洗顔をしたくなる衝動に駆られることがありますよね。しかし、洗顔の回数が増えると、肌に必要な皮脂までも落としてしまい、肌の乾燥が進行する場合があります。
メイク前にベタつきが気になったときは、「ティッシュやスポンジなどで皮脂を抑える」「乳液で軽く拭き取る」程度に留めましょう。そして、クレンジングを含めた洗顔は1日2回までがベストです。
毎日の儀式のようにただ洗顔をしていると、老け肌を作ってしまうかもしれません。そのため、季節や肌質を考慮した洗顔を丁寧に行い、若見え肌を育みましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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