秋冬に鏡を覗いたとき、いつもよりシワが目立っていると感じたことがありませんか? それは、「乾燥」が関係しているかもしれません。
日中にシワが目立つことをさけるには、保湿力が高く、光を集めたり肌の凹凸をカバーしたりしてシワをカモフラージュする化粧下地の使用がおすすめです。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40・50代の女性におすすめのシワやほうれい線を目立たなくする化粧下地&塗り方のコツを併せてご紹介します。
■シワやほうれい線を目立たなくする化粧下地
ファンデ要らず!?美肌効果が高い化粧下地
ヴォワールコレクチュールn/クレ・ド・ポー ボーテ
凹凸や小ジワ、くすみをカモフラージュして、なめらかな陶器肌に仕上げるベージュ色の化粧下地。
肌を均一なトーンに整えながら、自然なトーンアップも叶えてくれます。そのため、この化粧下地の上にコンシーラーとフェイスパウダーを重ねただけでも美肌を演出できます。
テクスチャーはスキンケアクリームのようになめらかで、スッと肌に溶け込み美しい仕上がりを長時間キープしてくれます。紫外線だけではなく空気中の微粒子から肌を守る効果もあり、天然ローズエッセンスなどを調香した優雅な香りがします。
シワカバー★★★★★ ツヤ★★★★☆ 化粧崩れ★★★★★ 保湿力★★★★☆ 香り★★★★☆ コスパ★★★★☆
(40g SPF25 PA++ 税込価格7,150円 問い合わせ先:クレ・ド・ポー ボーテ)
ポーラ B.A デイセラムM N/B.A
B.Aのスキンケアシリーズに共通する美容成分を配合し、日中のエイジングケアを叶えてくれる美容液下地。
ポーラオリジナルの「肌ノイズクリア処方」で、表情の動きに追随して美しいメイク膜を形成する設計が施されています。そのため、シワにファンデなどが溜まりにくいのが特徴です。
みずみずしいテクスチャーのピンクベージュで、ほどよい血色感をまといながらトーンアップします。
光を集めて肌のアラをカモフラージュするので、コンシーラーとフェイスパウダーを重ねただけでも肌がきれいに整う印象です。フローラルグリーンウッディ調の香りにも癒されます。
シワカバー★★★☆☆ ツヤ★★★★★ 化粧崩れ★★★☆☆ 保湿力★★★★★ 香り★★★★☆ コスパ★★★☆☆
(25g SPF30 PA+++ 税込価格9,900円 問い合わせ先:ポーラ)
肌の凹凸をカモフラージュする部分用化粧下地
スキンスムーザー/m.m.m
「塗るあぶらとり紙」の異名でおなじみの部分用化粧下地。Tゾーンに塗ると、テカリを抑えてサラッとした肌をキープします。
肌の凹凸をカモフラージュするので、毛穴やシワに塗り込むとつるんとした肌に整います。この部分用化粧下地の上に全顔用の下地を重ねてもOKです。
天然由来成分で作られているので肌にやさしく、石けんでオフできるタイプもあります。時々、販売される限定商品には色によってプラスアルファの効果も期待できるので、見逃せません。
画像カラーは「スキンスムーザー LA」で、透明感のある仕上がりになります。
シワカバー★★★★★ ツヤ★☆☆☆☆ 化粧崩れ★★★★★ 保湿力★★★★☆ 香り★★★☆☆ コスパ★★★★★
(全7色うち限定色5色 8.5g 税込価格3,520円 問い合わせ先:m.m.m)
ポアレスエアリーベース/キャンメイク
手で触れるとフワフワとした触感のスフレ状の部分用化粧下地。テカリを抑えながら毛穴や小ジワをカバーし、フラットでサラサラの肌に整います。
美容保湿成分が配合されているので、日中の乾燥を防ぐ効果も期待できます。こちらも、この部分用化粧下地の上から全顔用の下地を重ねてもOKです。
トーンアップ効果のある「01 ピュアホワイト」とくすみや色ムラをカバーする「02 ナチュラルベージュ」の2色展開で、肌悩みに応じて使い分けできます。
画像商品は「01 ピュアホワイト」です。UVカット効果もあります。
シワカバー★★★☆☆ ツヤ☆☆☆☆☆ 化粧崩れ★★★★☆ 保湿力★★★☆☆ 香り★☆☆☆☆ コスパ★★★☆☆
(全2色 税込価格770円 問い合わせ先:キャンメイク)
■シワをカモフラージュしたいときの化粧下地の塗り方
シワをカモフラージュしたいときの下地の塗り方は、下記の通りです。
全顔用下地の場合
厚塗りすると表情によってひび割れたりすることがあるので、「薄く伸ばす」ことがポイント。シワやキメ乱れなどがある部分を軽く指で伸ばしてフラットな状態にし、その部分にも塗り込みましょう。仕上げにスポンジや指で軽くタッピングしてなじませます。
シワが深いなら、部分用下地を先に塗りその上から全顔用下地を塗るのがおすすめです。
部分用下地の場合
気になる部分に均一に塗るのではなく、シワやキメ乱れなどがある部分を軽く指で伸ばしてフラットな状態にし、その部分を埋めるように少量ずつ塗るのがポイント。
最後に、指の腹や手のひらでおさえて密着させましょう。
ベースメイクをどれだけ丁寧に仕上げるかで、メイク全体の仕上がりや見た目年齢が左右されます。シワをうまくカモフラージュして、若々しい印象の肌で毎日のメイクを楽しみましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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【参考】
※クレ・ド・ポー ボーテ
※ポーラ
※m.m.m
※キャンメイク