8月も終盤になってくると、「秋色のアイシャドウ」が気になりますよね。しかし、目元のくすみやたるみが気になる40・50代には、老け見えにつながる色味もあります。
メイクアップアドバイザーの筆者が、若々しい印象を保つためにさけるべき秋色アイシャドウと、40・50代におすすめ秋色アイシャドウをご紹介します。
■40・50代がさけるべき秋色アイシャドウ
秋になると、ファッションに合わせて深みのあるカラーを使いたくなる方が多いと思います。
しかし、40・50代は目元のくすみや色素沈着に悩みをお持ちの方が多いので、深みのあるカラーを使用してしまうとくすみや色素沈着を目立たせてしまう場合があります。また、目元のくぼみが気になる方も、より目元がくぼんで見える原因になる場合があるので、カラー選びには注意が必要です。
秋の定番カラーといえば、パープルやカーキ、ネイビーなどですが、寒色系のカラーは暖色系と比べて血色感を感じられないため、血色感が不足しがちな40・50代は老け見えにつながってしまいます。なので、寒色系のカラーはなるべくさけるようにしましょう。
■若見え抜群の秋色アイシャドウ
40・50代におすすめの秋色アイシャドウは、暖色系のベージュブラウンアイシャドウです。ベージュ系のブラウンアイシャドウと聞いて秋っぽくないと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、今年の秋冬のトレンドの一つにブラウンアイシャドウが復活しています。
これまでのブラウンアイシャドウは色の濃淡でしっかり陰影を作る配色が多かったのですが、トレンドのブラウンアイシャドウは、ベージュに近いヌーディーなブラウンにニュアンスカラーがセットされています。
沈みがちな大人の目元を明るい印象に
暖色系のベージュブラウンアイシャドウは一見地味な印象に見えるので、40・50代の目元に使用すると寂しい印象になると思うかもしれません。しかし、トレンドのブラウンアイシャドウは、マット・サテン・シアー・ラメなどの異なる質感がセットされているので、質感のレイヤードにより立体感と奥行きを作りだすことができます。
また、明るいベージュブラウンは、沈みがちな大人の目元を明るい印象に導いてくれるので若見え効果が期待できます。ベージュ系ブラウンのなかでも暖色系のベージュブラウンは、目元のくすみを飛ばすだけではなく、血色感と多幸感のある目元に仕上がります。
■40・50代が秋色アイシャドウを使う際のポイント3つ
(1)一番濃いカラーで目元を締めない
40・50代が秋色アイシャドウを使用する際に一番注意するポイントは、締め色になる一番濃いカラーで目元を締めないことです。
つい目尻と下まぶたの三角ゾーンを締め色で囲みたくなりますが、そのメイク方法は今のトレンドではないので一気に老け見えメイクに仕上がってしまいます。
(2)アイシャドウをよくぼかす
一番濃い締め色は、アイラインを引く際のガイドラインとして、まつげの際に使うようにしましょう。そして、目尻や下まぶたの三角ゾーンにはミディアムブラウンを使用しましょう。
よくぼかすよう意識すると、やりすぎ感を出さずにしっかりと目元に立体感を出すことができます。
(3)ラメを広範囲にのせない
目元を華やかにしようとラメを広範囲にのせたくなりますが、大人女性がこれをすると派手な印象に見えるだけではなく、まぶたのシワを目立たせてしまいます。
ラメを使用する場合は、黒目の上下だけにポイントでのせると上品で華やかな印象に仕上がるので、大人の目元にマッチします。
今年の秋から、アイメイクのトレンドに大きく動きが出てきています。古いメイクに見えないためにも、今年の秋はベージュ系ブラウンにチャレンジしてみてくださいね!
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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