顔のむくみが、年齢とともに「当たり前」になっていませんか?
むくみは放置すると、肌荒れの原因になるだけではなく、たるみの進行を加速させてしまいます。
エステティシャンの筆者が、スキンケアのついでなどにできる、顔印象が若くなる、むくみ取りストレッチ&マッサージをご紹介します。
■むくませないためのワンポイント!
「朝起きたら、顔がぱんぱんにむくんでいる」そんな経験は、誰もがしたことがありますよね。
むくみの原因は、アルコールの摂取、塩分・水分の取りすぎ、カリウム不足、ホルモンバランスの乱れなどです。
特に起こりがちなのが、夜のアルコールや塩分摂取、寝る前に水をたくさん飲むなどです。これがあると、翌朝お顔のむくみに直結します。
たまに楽しむのはいいですが、アルコールや塩分の多い食事は控えめにすることが大事です。
また、水もお風呂上がりや寝る前に一気に飲むのではなく、日中から「こまめに水分摂取」しておくのが理想的です。
■顔のむくみとりストレッチ&マッサージ法
むくみは、滞ってしまっているリンパの流れを整えることで改善します。
リンパは、心臓がポンプとなって流れている血液と違い、直接的なポンプがありません。
基本的には筋肉が動くことで刺激されて動くので、ストレッチやマッサージが効果的です。
お顔のむくみに大きな影響を及ぼす首のストレッチから行いましょう。
(1)首をストレッチ
まずは首をしっかりとストレッチします。
手を頭に当てて、首をゆっくりと肩につけるように倒しましょう。無理のない範囲で、ゆっくり5秒間、左右に行いましょう。
余裕のある人は、首を横に落としたあとそのまま少し首を後ろに倒すと、より首の前側がしっかりと伸びます。
また、時間があるときは、首をゆっくり大きく回しましょう。右を3周、左を3周が目安です。
(2)鎖骨部分を刺激
鎖骨の上部のくぼみに指を4本入れ、20回ほど指をくぼみに押し込むように押します。「痛気持ちいい」と感じる程度に、ほぐすように行いましょう。
爪が長い人や、押し込むのが痛い人は、指をピースの形にして、人差し指と中指で鎖骨を挟むような形で当てて、左右に軽く揺らしましょう。
(3)お顔全体のリンパドレナージュ
ほうれい線の部分を包むように手を当てて、そのままお顔に手を密着させながら、ゆっくりと手の重みのみの優しい圧で、耳の前まで流すように持ってきます。3回を目安に行いましょう。
※乳液などで保湿・すべりがいい状態で行いましょう。
耳の下から首を通り鎖骨の上までを、手を密着させた状態でゆっくりと流します。左右各3回ずつ行いましょう。
※乳液などで保湿・すべりがいい状態で行いましょう。
スキンケアのついでに、習慣化もしやすいのでぜひやってみてくださいね。猫背や巻き肩など、肩こりの多い方は、特に首周りの流れが滞りむくみも起こることが多いので、要注意です。ドキッとした方はぜひストレッチをやってみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
【関連記事】
・首のシワを薄くする!首シワ撃退マッサージ【動画あり】
・どんどん手元が老ける!?やりがちNG習慣3つ
・乾燥で肌老化が加速する!40代が秋冬に使うべき化粧水
・若々しい指先になれる!40代こそ使うべき爪用美容液