40・50代になると、肌悩みは増えていく一方。特に、「目の下のクマ」に悩む方は多いのではないでしょうか。
コスメコンシェルジュの筆者が、目元のクマを目立たなくさせる3ステップメイク術をご紹介します。
■クマの種類
クマの種類は大きく分けて「4種類」で、青クマは血行不良、黒クマはたるみ、赤クマは血管が透けて見えている、茶クマはくすみが主な原因として挙げられています。
年齢を重ねていくと、クマが目立つのは仕方のないこと。ですが、コンシーラーでカバーすることは可能です。
目元はよく動かす場所なので、やわらかなテクスチャーのコンシーラーを使いましょう。肌が乾燥しやすい方はリキッドを、パレットタイプのものを使うのなら、事前に肌の保湿をしっかりしてくださいね。
■クマは隠せば隠すほど目立つ!?
メイクでクマを隠すと余計に目立ったり、ヨレたりすると感じませんか? それはもしかして、コンシーラーやファンデーションが厚塗りになっているのかもしれません。
たくさんの量のコンシーラーを使ってクマをきっちりと隠すと、メイクしたては良くても時間の経過で崩れていきます。クマの部分のみに適量を塗ることが大切です。
■クマ隠しの3ステップメイク術
(1)クマの種類と場所を確認する
筆者のクマの種類は、たるみのある「黒クマ」です。
目の下の黒っぽい色素は薄めですが、目頭から斜め下に向かって「ゴルゴライン」が走っています。この部分をメイクでカバーしていきます。
(2)コンシーラーをのせる
ゴルゴラインに沿って、コンシーラーをのせていきます。筆者は乾燥肌なので、これからの季節は主にリキッドタイプを使っています。
色素を隠すというよりも、たるみを目立たせないようにしたいので、コンシーラーは普段使っているファンデーションと同じトーンのものです。
写真のコンシーラーは少なくて不安になるような量ですが、クマを自然に隠すのならこのくらいの量で十分。つけ過ぎたら、綿棒などで拭って調整してくださいね。
(3)丁寧にぼかす
コンシーラーは、フィット感とカバー力が抜群です。適当に塗ると後で調整がむずかしくなるので、丁寧にぼかしていきましょう。
塗るツールは、繊細な仕上がりになるブラシがベストです。スポンジの場合は、2つ折りにした角の部分を使ってください。
40・50代は小ジワも増えてくるため、ヨレやひび割れを防止するためにも、薄くつくよう丁寧に伸ばしましょう。
■クマを消して、-5歳肌へ
たった3ステップ、わずか1分で、目頭の下にあった影とゴルゴラインが薄くなりました。
今回は黒クマを隠すメイク法をご紹介しましたが、クマによってアプローチの方法は異なります。しかし、どのクマも完璧に隠そうとするとかえって目立つので、「隠し過ぎない」ことをゴールにしてくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
【関連記事】
・眉で老け見え!40・50代がすべき眉メイク
・40・50代の目元を若々しく見せるおすすめアイライナー
・40・50代の肌老け対策に効果◎ドラストオリジナルコスメ
・若い肌に見える!40・50代が使うべき最新ファンデ