11月14日は「アンチエイジングの日」だそうです。年齢とともに身体に変化が訪れるのは自然なことですが、必要以上に身体を老化させるのが「酸化」と「糖化」です。老化の原因はさまざまあれど、この2つは食べものや食べ方を変えることでも抑えることができる現象です。アンチエイジングに役立つ食べものをおさらいしましょう!
■アンチエイジングのために食べたいもの=「抗酸化成分」
私たちの身体は、つねに活性酸素が発生しています。本来であれば、身体に備わった抗酸化力で活性酸素を除去することができるのですが、年齢とともに抗酸化力が衰えたり、紫外線やストレスなどで過度に体内に活性酸素が発生すると、除去が追いつかなくなります。除去しきれず体内に残った活性酸素は、細胞と結びついて細胞を酸化させてしまいます。酸化した細胞は本来の働きができなくなるため、身体が老化へ進むと考えられています。
・食べもので酸化を予防
この酸化を予防できる食べものが「抗酸化成分」の含まれた食べものです。アントシアニンやカテキンなどのポリフェノールや、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどが有名ですね。これらの抗酸化成分が含まれた食べものを摂ることが、活性酸素を除去し身体を酸化から守ることになります。
<抗酸化成分の多い食べもの>
野菜・果物・E.V.オリーブオイル・鮭・アーモンド・クルミ・スーパーフードなど
■アンチエイジングのためにやめたいもの=「糖」
アンチエイジングのためにやめたい食べものは「糖」です。糖はエネルギー源として必要な栄養素ですが、摂りすぎて余った糖は、脂肪として蓄積されやすいほか、細胞と結びついて「糖化」現象を引き起こします。糖化した細胞もまた本来の働きができずに老化を引き起こすと考えられています。糖は、砂糖だけでなく、小麦粉や白米にも多く含まれますから、パンだけ、ご飯だけ、といった食生活は避けたいですね。
・保存料や添加物も要注意
このほか、保存料や香料、着色料などの添加物も可能な限りさけたい食べものです。法律で定められた分量を守って使用されているとはいえ、身体への悪影響が懸念される成分もあります。お総菜や調理パン、飲み物など、加工された製品を買うときには、必ず原材料を見る習慣をつけて、できるだけ添加物の少ない食品を買うことを心がけたいですね。
<やめたい食べもの>
砂糖・小麦粉・白米・添加物 など
私たちの身体は、食べたものからできています。毎日少しずつでも食生活に気を配ってアンチエイジングしたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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