「もち麦ごはんダイエット」というダイエット法を聞いたことはありますか？ 女性芸人さんがもち麦ごはんを食べ続けたことで１週間で-10cm以上ウエストサイズがダウンしたともいわれ、大人気で品薄状態のお店もあるという雑穀です。

もち麦は、モチモチした食感の麦でお腹持ちがよく、食物繊維も豊富なので腸内環境を整える作用が期待できます。とはいえ、続けているとちょっと飽きてくることもあるかもしれませんね。

雑穀エキスパートの筆者が、もち麦ごはんを、もっと手軽に毎日続けられる保存方法とレシピを伝授します。ぜひ無理なく毎日続けてみてくださいね！

■もち麦とは？

お腹持ちのいいダイエッター麦とも呼ばれている人気の麦。大麦の一種で、西日本で栽培されていることが多いはだか麦の「もち種」です。モチップチッとした食感と香ばしい風味で食べやすさがあり、お腹が膨れやすく腹もちがいいのが特徴です。

β-グルカンを多く含むので、免疫力のアップやコレステロール値の抑制、腸内環境を整えるなどの働きが期待でき、その栄養価にも注目が集まっています。最近では、芸能人の方々がもち麦ダイエットに成功したことから、手に入りにくい稀少麦としても話題になっています。

■手軽に毎日もち麦生活！

毎日もち麦を食べたいけれど、ご飯を炊くのが面倒だし、水加減も難しい。そんな方にオススメなのが、食べる分だけ冷凍する「小分けもち麦」です。

たっぷりのお湯にもち麦を入れて、やや歯応えが残る程度に湯がいたらお湯を切り、サッと水で洗い流してから水気を切ります。大さじ3～4杯ずつ小分けにしてラップに包んだら、そのまま冷凍庫へ。食べたい分だけ解凍して、使いましょう。

白米ごはんに混ぜて食べたり、サラダにしたり、スープに入れたり、ハンバーグソースのたれに絡めてもち麦を摂ってもGood!

■小分け冷凍もち麦簡単レシピ

冷凍したもち麦は、ラップのままお皿に置いて、電子レンジで1～2分解凍するだけで、どんなお料理にもアレンジできます。

◇スープに

解凍したもち麦を、温めたミネストローネに加えたら、お腹持ちのいいリゾット風のスープに大変身！

◇お味噌汁に

解凍したもち麦を、温めた味噌汁に加えるだけ。意外や意外、お味噌ともち麦の相性抜群！　おじや風のやさしい味わいに。

◇サラダに

解凍したもち麦を、お好きなサラダドレッシング（オススメはイタリアンドレッシング）に混ぜて、お野菜に掛けるだけ。クルトン代わりのアクセントに。

◇ハンバーグに

解凍して冷ましたもち麦を、ハンバーグのタネと一緒によく混ぜます。しっかりと焼き色を付けてハンバーグソースを掛けたら、もち麦入りのお腹持ちがいいハンバーグの出来上がり！　気付かないくらい自然な味わいで、カロリーダウンも期待出来て、一挙両得です。

小分け冷凍もち麦をいろんなメニューで活用して、ぜひ手軽に毎日続けてみてくださいね。

（雑穀エキスパート　澁谷梨絵）

 

【関連記事】
・朝食べると太りにくい！？ダイエットに◎な「卵のとり方」
・常温が正解！？免疫力UPに◎な「ヨーグルトの食べ方」
・腸活に◎毎日食べても飽きない「納豆レシピ」5つ
・隠れ糖分で太る？美容家が飲まない「NGドリンク」とその訳