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手作りで安心!カラダにも優しい「ガムシロップ」の料理活用術

台湾料理研究家
小河 知惠子

アイスコーヒーなどを飲む際に用いられるのが、ガムシロップ。砂糖と違って液体に溶けやすいのでとても便利です。ですが、飲みものに入れる以外でも、別の使い道があることをご存知ですか? 特徴を生かして料理などに利用すれば時短にもなり、手早く簡単に料理の味をアップすることができます。今回は、料理研究家である筆者が「料理に役立つガムシロップ活用術」についてご紹介します。

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■手作りで安心

ガムシロップは添加物が使用されていて、身体に悪いという話もあります。心配な方は、手作りのものをおすすめします。作り方は簡単。水と砂糖を同量溶かすだけ。鍋に入れて火にかけ、じっくり溶かしてください。殺菌された瓶などに入れると、長期保存も可能になります。

■ガムシロップ活用料理とは

・玉子焼きなどの卵料理に

卵料理は味付けが繊細で、砂糖の加減でだいぶ味が変わってしまいます。そんなとき、ガムシロップを少しずつ加えることで、ほどよい甘さが加えられ、絶妙な味に仕上げることができます。

・調味液などに加えて

ガムシロップは砂糖と違い、冷たい液体に溶けやすいという特徴があります。ですから料理する際、調味液などを加熱せずに使うときの味の調整にとても役立ちます。

・照り焼きや煮物に

ガムシロップは、言ってみれば水飴のようなもの。鶏や魚の照り焼きを作る際に入れれば、綺麗な照りを加えることができます。豚の角煮などに使用すると、照りだけでなくコクのある甘みが加わります。

・お酒に加えても

冷たいものに溶けやすい特徴を生かし、お酒に加えてみましょう。ウォッカやジンなどの強いお酒に入れると、とても飲みやすくなるので女性におすすめ。モヒートなどの爽やか系カクテルにもよく合います。

いかがでしたか? 市販のガムシロップであれば、小分けにしてあるので無駄に使いすぎることもありません。手作りのものであれば、健康面もバッチリです。上手に利用して料理に役立ててみてください。

(料理研究家 オガワ チエコ)

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