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アンチエイジングに◎!下処理が大事な「ホタルイカ」の食べ方

台湾料理研究家
小河 知惠子

春というと山菜が美味しいイメージがありますが、海の幸も楽しみたいところ。春に旬を迎える魚介に「ホタルイカ」があります。弾力のある食感と濃厚な旨みが魅力です。それに栄養も豊富で、ビタミンを多く含みアンチエイジングにも効果あり。二日酔い解消にも効果があるとも言われています。今回は、料理研究家の筆者が下処理が大事な「ホタルイカ」の食べ方についてご紹介します。

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■加熱か冷凍処理したものを

生のホタルイカには寄生虫がいる可能性があります。確率は低いですが、用心に越したことはありません。ですから食べる際は、加熱処理か冷凍処理をする必要があります。冷凍処理はマイナス30~40度での冷凍が必要なため、家庭の冷凍庫に入れておいても安心はできません。購入の際は、生食用や処理済みなどの確認を怠らないようにしてください。

■目と口と中骨を取る

ホタルイカの食感を良くするためには、目と口、中骨を取る必要があります。指でも取れますが、骨抜きがあると便利です。加熱や冷凍処理してあるようであれば、内臓は取る必要はありません。

■漬けたり和えたり

下処理を終えたホタルイカは、醬油に漬けてお刺身にして食べると、プリッとした食感と濃厚なワタが楽しめます。もしくは、醤油と酒とみりんに漬けて沖漬けにしたり、酢味噌で和えるのも定番の食べ方です。面倒であれば、麺つゆに漬けるだけでも美味しくいただけます。

■冷凍保存に適している

ホタルイカは冷凍に適していて、生のものを冷凍するなら1ヶ月ぐらいは品質を落とさず保存が可能です。ラップに包んで冷凍し、使用する場合はラップのまま流水解凍します。沖漬けにしたものを冷蔵庫に入れる場合は、保存期間は2~3日といったところでしょう。

いかがでしたか? ホタルイカはお酒にとてもよく合います。しかも二日酔いに効果があるとされているので、おつまみに相応しい食べもの。お酒を美味しく飲めて、体調も整えられる、素敵な一品なので、ぜひ試してみてくださいね。
(料理研究家 オガワ チエコ)

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