毎年のように夏の終わりは、紫外線で傷んだ肌とパサパサな髪にため息が。そんな方は、今年こそキレイな肌と髪で秋を迎えてみませんか?
髪や肌がダメージを受けると、老けて見える原因にも。正しい紫外線対策をマスターし、大量に降り注ぐ紫外線を上手にブロックしましょう。
■日焼け止めは高SPFでも塗り直しを
日焼け止めを塗るのは朝だけ、という方はご注意を。SPFやPA値が高い日焼け止めを使っていたとしても、塗り直しは欠かせません。外出時は日焼け止めを携帯し、2〜3時間おきに塗り直しましょう。
紫外線は窓ガラスを通過するので、オフィスの中でも油断大敵。昼休みはメイクだけでなく、日焼け止めも塗り直してくださいね。
■帽子や日傘だけじゃダメ!紫外線対策は360度チェック
紫外線は上空から降り注ぐので、帽子や日傘での対策は効果的です。
しかし、地面から反射してくる紫外線もあるため、上から守るだけでは思わぬ日焼けをしてしまう可能性が。アスファルトの場合、反射率は10%程度。照り返した紫外線を浴びやすいあごの下や耳の裏なども忘れずに、丁寧に日焼け止めを塗りましょう。
■髪にもUVケアの習慣が必須
紫外線は肌だけでなく、髪や頭皮にもダメージを与えます。顔やボディに日焼け止めを塗るように、髪や頭皮にも紫外線対策が必要です。
夏場のヘアケアは、UVカットタイプの整髪料やアウトバストリートメントを使うことをおすすめします。
また、お出かけ先での塗り直しには、噴きかけるだけでOKなUVスプレーが便利ですよ。
■美肌キープのカギは、美白よりも保湿優先
夏は美白に傾倒しがちかもしれませんが、肌が乾燥しているとダメージが進行します。日焼けしたときは、できるだけ早く保湿を行いましょう。
美白化粧品は刺激が強いものが多いので、ほてりや傷みを感じる日はお休みに。美白化粧品を使うのは、肌の状態が安定してからにしましょう。
日焼け止めを髪まで塗ったり、外出先で塗り直したりするのは、大変かもしれません。ですが、少しの油断が積み重なると、大きなダメージとなって肌や髪に現れます。
念入りな紫外線対策で、美肌と美髪をキープしてくださいね。
(コスメコンシェルジュ・古賀令奈)
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【参考】
※紫外線の性質 – 気象庁