ダイエットサプリはたくさんの種類が販売されています。その分、何を基準に選んだらいいか迷ってしまうこともありますよね。ダイエットサプリは、自分のライフスタイルや食生活に合わせて選ぶのが基本です。
大手サプリメントメーカーに勤務していた筆者が、ダイエットサプリの選び方について解説します。
■ダイエットサプリは大きく分けて2タイプ
ダイエットサプリには大きく分けて、「燃焼系」と「食事系」の2つの種類があります。そしてそれぞれに向いているタイプが異なります。
(1)燃焼系サプリ
脂肪燃焼を促すことで痩せやすい体質が目指せる「燃焼系サプリ」は、筋肉量の減少や代謝の低下など、痩せにくくなる原因にアプローチすることでダイエットを手助けします。
燃焼系サプリが向いている人
・自発的に運動を行っている人
・食事制限をしても体重が落ちない人
・年齢とともに痩せにくくなった人
燃焼系サプリの種類と期待できる効果
燃焼系サプリの種類と効果は以下の通りです。
Lカルニチン
遊離脂肪酸を脂肪燃焼工場(ミトコンドリア)に運び、脂肪燃焼を手助けします。
αリポ酸
糖をエネルギーに変え、余分な糖が脂肪として蓄積されるのを防ぐ効果があります。
アミノ酸
運動中に壊れた筋肉の修復を促し、筋肉をつけることで脂肪がつきにくい体質に導きます。運動後の疲労回復にも効果的です。
コレウスフォレスコリ(フォルスコリン)
脂肪の代謝を活性化させる効果があります。
燃焼系サプリの中でも、「Lカルニチン」と「αリポ酸」は相性が良いので、一緒にとることをおすすめします。
(2)食事系サプリ
「食事系サプリ」は、体重増加の4大原因である水分・塩分・糖質・脂質の吸収を抑えることでダイエットを手助けします。食事系サプリによって、食前あるいは食後か、おすすめのとり方が異なります。
食事系サプリが向いている人
・外食が多い人
・食事内容がかたよりがちな人
・炭水化物や甘いもの、脂っこいものが好きな人
食事系サプリの種類と期待できる効果
食事系サプリの種類と期待できる効果は以下の通りです。
ギムネマ
糖分摂取による血糖値の上昇を抑えるので、甘いものを食べることが多い人におすすめです。
キトサン
コレステロール値を下げ、脂肪の蓄積を抑える効果があります。脂っこいものを食べることが多い人におすすめです。
レシチン
血中のコレステロールを溶かし、代謝の低下や脂肪の蓄積を抑える効果があります。
食事系サプリは、食事内容に合わせてサプリを飲み分けるのがポイントです。
上記で紹介しているダイエットサプリは、ほんの一部です。自分のライフスタイルや食事内容に合わせ、適切なダイエットサプリを選択しましょう。
サプリはあくまでも健康食品なので、医薬品のような即効性が期待できるわけではありません。しかし、継続することで体内のリズムを変えることができるため、最低でも3ヶ月を目安に継続しましょう。
(コスメコンシェルジュ/美容ライター 岸田茉麻
日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)
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【参考】
※成分情報 L-カルニチン – わかさ生活
※成分情報 α(アルファ)リポ酸 – わかさ生活
※成分情報 アミノ酸 – わかさ生活
※成分情報 フォルスコリン – わかさ生活
※成分情報 ギムネマ – わかさ生活
※成分情報 キチン・キトサン – わかさ生活
※成分情報 レシチン – わかさ生活