新しいジムやホットヨガが近所にオープンしたりと、ヨガをしやすい環境がどんどん増えてきていると思います。
ヨガが支持される理由は各々あると思いますが、やはり、「リラックス効果」や「ボディメイキング効果」「気づかなかった新たな自分を探求する方法」などではないでしょうか。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、身体引き締め効果抜群の心身ともにポジティブになるブリッジポーズをご紹介します。ぜひ、ヨガを通じて健康的で魅力的な女子力をあげてください。
■ダイエット効果も◎!「ウールドゥワ・ダヌラーサナ(ブリッジポーズ)」
「ブリッジポーズ」は、幼少期にチャレンジしたことがあるかと思いますが、大人になって実践したことのある人は少ないと思います。
ウールドゥワとは、「上へ」という意味で、ダヌーは「弓」という意味になります。このポーズは非常に激しい後屈ポーズといわれていますが、身体の前側を強力に開きつつ、背骨にも深いストレッチ効果を与えます。
ブリッジポーズで身体の柔軟性をとり戻し、メリハリのついたボディラインを育ててください。
「ラクダのポーズ」から初めてもOK
ブリッジポーズは、「マニプーラチャクラ(心身の健康と物事をやり遂げる信念の強さが湧きあがる)」と「アナーハタチャクラ(「慈悲」「思いやり」「愛情」を司っている)」を活性化するのに適しています。
「ブリッジポーズがきついな」と思われたら、「マニプーラチャクラ」と「アナーハタチャクラ」を活性化する「ラクダのポーズ」で、柔軟性と筋力を養ってから再チャレンジしてもOKです。
期待できる効果
・免疫力アップ
・ストレス軽減
・頭が軽くなる
・前向きな気持ちになる
・内臓機能の活性化
・便秘解消
・猫背姿勢の改善
・肩や手首の柔軟性が養われる
・全身の筋力アップ
・ヒップアップ
・二の腕引き締め
・体幹強化
・冷え性、むくみの改善
注意する点
首や肩、腰を痛めている人は、無理のないように実践してください。
実践回数&期間
週に3回ほどを目安にチャレンジしてください。心身ともに変化を感じられるようになります。
「ウールドゥワ・ダヌラーサナ(ブリッジポーズ)」のやり方
(1)床に仰向けになり、ひざを立てます。両手の平は床につけ、ドローイング(吐く息とともにお腹を腰に引き寄せる)をします。
(2)両手のひらを耳の横の床につけます。この時、指先は肩の方に向け、ひじは肩の幅に広げます。
(3)両足と手のひらで床を押し、頭を持ち上げつむじ付近(頭の真ん中)を床につけます。この時、肘が開きすぎないように、肘の角度は90度を意識してください。
腰でお腹を天井方向に向けて、背中で胸を斜め前に押し上げる意識でチャクラを刺激します。この状態で10呼吸でも◎です。
(4)さらに、肘をまっすぐ伸ばして目線は両手の間の床に向け、ポーズを完成させましょう。その状態で10呼吸キープします。
肘を伸ばす時に、かかとが浮いてもかまいませんが、肘が伸びたらかかとは床に戻しましょう。足の親指で床を押し、ひじが開かないように内ももを閉めて骨盤を安定させてください。
戻る時は、ゆっくり頭のてっぺんを床に下ろして腰を下ろしてください。
最初は「全く上がらない」「腕が伸びない」と思うかもしれませんが、柔軟性や筋力は1日ではつきません。地道に、そして楽しみながら実践することで、美人力が底上げされます。
ぜひ、ご自分の身体に期待してチャレンジしてみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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