「メイクをしても、前よりくすんだように感じる」ということはありませんか? アラフォー世代になると、肌のキメが乱れたり、代謝の低下でむくんだりして、肌がくすんで見えることがあります。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュとして、すっぴんに自信が持てる肌づくりを長年提案している筆者が、メイク前に3分でできる「くすみ改善」マッサージ法をご紹介します。
■「くすみ改善」マッサージのやり方
(1)マッサージクリームをつける
マッサージクリームをつけます。マッサージクリームがない方は、普段スキンケアで使っているクリームでもかまいません。
クリームを500円玉くらいの大きさに出したら、両頬、額、鼻、あご先につけます。特に、面積が広い両頬や額は、量を多めにするとマッサージしやすいですよ。
(2)首から鎖骨にかけてマッサージする
リンパの流れを良くするために、首のマッサージをします。まず上から下に向かってすってから、終わりに鎖骨部分にリンパを流すようなイメージで、5回ほどこすりましょう。
鎖骨には老廃物を流すリンパ節があるので、最初に鎖骨まわりのリンパの巡りを良くしておくことが大切です。こする際は、強くやりすぎないように注意しましょう。
(3)額からこめかみにかけてマッサージする
両手で、矢印のように下から上に向かって額をこすっていきます。
その後、こめかみに向かってクルクルと指を回してマッサージし、こめかみを押します。
この一連の動作を2回ほど繰り返しましょう。
(4)あごからこめかみにかけてマッサージする
あご先からこめかみに向かうように、両手をクルクルと回しながらこすっていきます。そして、こめかみを押します。
この一連の動作を3回ほど繰り返します。
写真の矢印と逆方向に回すとリンパの流れと逆らうことになりますので、回す方向に注意してください。
(5)目の周りをマッサージする
写真の矢印の方向に、人差し指と中指を使って目の周りをこすります。目の周りは皮膚が薄いので、特に注意してこすりましょう。この動作を2~3回行ってください。
目の下は、目頭部分からこめかみに向かって流すようにさすりましょう。この動作も2~3回行ってください。
(6)もう一度、首のマッサージをして終了
最後に、(1)で行った首のマッサージをして終了です。
今回ご紹介したマッサージ法をメイク前にとり入れると、化粧ノリやモチも違ってきますよ。毎日のマッサージでくすみを改善しましょう。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)