スリムボディをキープしたり、健康な身体を維持するには「腹八分目」が大切ですが、食べ物が美味しい時期は「お腹いっぱいご飯を食べたい!」と思いませんか?
しかし、食べ過ぎは胃腸に負担をかけ、肌荒れの原因にもなります。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、食べ疲れで弱ったお腹を元気にするポーズをご紹介します。
■チャイルドポーズ(アレンジver.)でお腹すっきり
子供のように身体を小さく丸め、背中の詰まりをなくして内臓も活性化させるお休みのポーズです。今回は、げんこつをつくってお腹に当て、ゆっくりと呼吸を繰り返してお腹の動きを刺激します。
当てる位置は、おへその下の腸の辺りを目安に実践すると、便秘解消効果が得られます。また、胃が重いと感じる人は、げんこつをおへその上に移動してください。ただし、食後2時間は時間をあけてください。
期待できる効果
・便秘改善
・消化不良
・内臓の活性化による美肌効果
・ストレス改善
・股関節、臀部、背中、腰、ひざ、すね、足首のストレッチ効果により、コリの解消や柔軟性を高める
注意する点
妊娠されている人は、実践しないでください。ひざをいためている、下痢をしている人は、無理のないように実践してください。
実践回数&期間
「お腹が重い」と感じた時に、いつでも実践してみてください。
「チャイルドポーズ(アレンジver.)」のやり方
(1)正座姿勢になってげんこつをつくり、おへその下(下丹田)にそえます。深い呼吸で疲れた内臓をマッサージしながら、腹式呼吸を1分ほどくり返します。
(2)そのまま上体を倒します。呼吸とともにお腹をゆるめてげんこつをゆるやかにお腹に沈め、深い呼吸を1分ほどくり返しましょう。
いかがですか? 最初はお腹が「痛い、硬い」などと意外な感想を持つ方も多いかもしれません。しかし、自分の身体の状態が分かっていないのに、外側だけケアしても効果は半減してしまいます。
毎日寝る前に呼吸を聴きながらお腹の状態を観察し、内側から輝く美ヂカラをつけてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)
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