暑くて運動不足になりがちな夏は、室内で簡単にできるエクササイズで運動不足を解消しましょう。
今回は、日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、身体の中心部を支える腸腰筋と、お腹の横を引き締める腹斜筋、この2つのパーツを一度に鍛える簡単エクササイズをご紹介します。
■イスに座って、腸腰筋と腹斜筋を鍛えるエクササイズ
(1)背筋を伸ばして、イスに腰かけます。
(2)頭に手を当て、片足をあげます。この時、股関節よりもひざが上にくるように、しっかりとあげてください。
(3)あげた足の方に、上体をひねります。この時、あげた足のももより外側まで反対側の肘がくるように、しっかりひねりましょう。
腕だけを動かしているとウエストの筋肉に刺激が入りにくいので、ウエストからしっかり上体をひねることを意識してください。
(4)上体を正面に戻し、ここまでの動作を30回行います。
(5)反対側も同様に行いましょう。
呼吸を止めずにリズミカルに行い、ウエストの筋肉に刺激を与えましょう。
ももをあげることにより腸腰筋(深層部の筋肉)を使い、ただ身体をねじるよりも負荷がかかるエクササイズです。
ポイントは、身体をまっすぐにねじることです。身体を傾けると、腰を痛めることがありますので、気をつけましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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