私たち現代人にとって、ストレスというものはどうしてもさけ切ることができません。せめて、上手に解消する術を持ち、心に余計な負担をかけたままにしないように注意しながら美と健康を守っていきましょう。
疲れた時は、手軽に実行できる「ハンドバス」を行なってみませんか?
アロマコーディネーターの筆者が、疲れを癒す「ハンドバス」のレシピをご紹介します。
■手のコリをほぐして、ふんわりとリラックス
日常的に長時間のデスクワークに就いている方は、思いのほか手のコリが起きているものです。
エッセンシャルオイルが香るこころよい温度のお湯に手を浸せば、みるみる手の疲れや緊張がほぐれ、ふんわりとしたリラックス感に包まれてストレスもやわらぎます。
■血行促進効果で、気になる冷え対策
冷えが気になる方に「ハンドバス」は打ってつけの方法です。手を温めると血行促進効果が期待でき、15分もハンドバスを行なえば、全身までもほかほかに温かくなっていきます。
また、時間がなくてシャワー浴だけですませてしまった日は、ハンドバスを行なって1日を終えましょう。湯船に入るのと同様の疲労回復効果が望めます。
■こころよい入眠のためにも習慣に
「ベッドに入っても、神経が高ぶってなかなか眠りにつけない」という時にも、ハンドバスは有効です。
指先を温めることで心が安らぎ、リラックス効果を持つエッセンシャルオイルとの相乗作用で、こころよい安眠が実現します。
気分転換の方法としてもおすすめ
仕事や家事、勉強の合間に行なえば気分転換になり、その後の集中力もアップします。
ストレスや疲れをためたまま頑張ってしまうと、能率が下がるばかりか血行不良の原因にもなり、疲労感を招くことになってしまいます。
しっとりとした手とネイルのためにも
ハンドバスは手や指先、ネイルの保湿効果も期待できます。
ハンドバスを行なった後は素早くハンドクリーム、ネイルクリームでケアをしましょう。より保湿成分が浸透しやすくなり、しっとりと仕上がります。
■ハンドバスのレシピ
ポイントは、リラックス効果を持つ「エッセンシャルオイル」を使うことです。おすすめは、「ラベンダー」「カモミール」「ジャスミン」「サイプレス」「フランキンセンス」などです。お好みでお選びください。
(1)洗面器に熱過ぎずぬる過ぎない程度(40~43度くらい)のお湯をはり、お好みのエッセンシャルオイルを1~2滴落としてよく混ぜます。
(2)両手を手首まで浸し、10分ほど温めます。お湯の中で指をもんだり深い呼吸をしながら、こころよい香りを楽しみゆったりくつろぎます。
(3)ハンドバスの後は、すぐにハンドクリームやネイルクリームで保湿を行なってください。
ハンドバスは、洗面器とお湯とエッセンシャルオイルがあれば簡単にできます。忙しい女性にとってうれしいメソッドです。毎日頑張ってくれている手に感謝を込めて行なってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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