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飲み込みトラブル防止!医師直伝「のどケア方法」


つやプラ編集部

秋が深まって気温が低下してくると、「肌だけではなく、のどの乾燥も気になる」という方が多いのではないでしょうか。「のどの乾燥は、風邪だけでなくさまざまなトラブルにもつながる」と、医師の大谷義夫先生がおっしゃっています。

飲み込みトラブル防止!医師直伝「のどケア方法」

今回は、大谷先生直伝「のどを乾燥から守るためのマッサージと食事方法」をご紹介します。

■乾燥する季節は、「のどケア生活」が大切

のどは、「話す、食べる、呼吸する」というのに必要なとても大切な器官です。

冬に湿度が下がり乾燥すると、口内環境が変化してさまざまなトラブルが起こりやすくなります。「隠れ誤嚥(ごえん)」に気がつかないでいると、肺炎を起こしてしまうこともあります。

加湿器で部屋の湿度を50~60%程度にしておくほか、唾液を出やすくするマッサージをしたり、身近にあるのどにやさしい食べ物をとり入れるなどの「のどケア生活」がおすすめだそうです。

■すぐできる!うるおいを保つための「のどトレ」

のどの乾燥を防ぐために、唾液が出やすくなるマッサージをこまめに行いましょう。

唾液が出る唾液線は、「耳の手前にある耳下腺」と「あごの骨の内側にあるあご下線」と「あごの内側にある舌下線」の3つの場所にあります。唾液腺をマッサージすると、唾液の分泌を促します。

「のどトレ」のやり方

耳の手前に手の平をあてて、前に向かって指全体でやさしく10回ほどなでます

(1)耳の手前に手の平をあてて、前に向かって指全体でやさしく10回ほどなでます。

あごの両端にあるとがった骨の内側に親指をあて、耳の下からあごの下まで3〜4か所に分けて順に押していきます

(2)あごの両端にあるとがった骨の内側に親指をあて、耳の下からあごの下まで3〜4か所に分けて順に押していきます。

あごのとがった部分の内側のくぼみに両手親指をそろえてあて、10回くらい上方向にゆっくり押し上げます

(3)あごのとがった部分の内側のくぼみに両手親指をそろえてあて、10回くらい上方向にゆっくり押し上げます。

■医師も実践する「のどケア食事法」

のどケアに有効な食べ物は以下の2つです。

(1)ガムやアメなどの唾液の分泌を促すもの

(2)はちみつを入れたヨーグルト

ガムを噛んだり、あめをなめることでも唾液の分泌量を増やすことができます。

また、はちみつを入れたヨーグルトを普段の食事にとりいれます。ヨーグルトのねばりが強いと、のどをゆっくりムラなく通過します。「はちみつ入りヨーグルト」は、特におすすめだそうです。

ヨーグルトにはちみつをプラスした「のどケアヨーグルト」は、手軽でどこでも手に入りやすいだけではなく、栄養も豊富です。また、腸内環境を整えて免疫力アップにも役立ちます。食べるタイミングは、食事の最初でも最後でもOKです。

「秋冬になると、毎年のどが乾燥してしまう」という方は、今回ご紹介したのどケア法をぜひ実践してみてください。日々のちょっとした工夫で、大きな改善が見込めるかもしれません。(つやプラ編集部)

医師も実践する「のどケア食事法」

【大谷義夫先生プロフィール】
医師池袋大谷クリニック院長1963年生まれ。群馬大学医学部卒業。東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、同大学呼吸器内科兼任睡眠制御学講座准教授、米ミシガン大学留学などを経て、2009年より現職。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医。日本アレルギー学会専門医・指導医。著書に「長引くセキはカゼではない」(KADOKAWA)、「肺炎にならないための喉の鍛え方」(扶桑社)、「長生きをしたければのどを鍛えなさい」(SB新書)では隠れ誤嚥や喉と寿命について解説しています

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