写真を撮る際に、手元をどうしたらいいのか、迷う方は多いでしょう。
美容家やコスメコンシェルジュのプロとして、年齢に合わせた美を提案する筆者が、「手元をきれいに見せる」写真うつりのコツを2つご紹介します。
■大人が気をつけたい老け見えNG写真
写真映えに、手のポーズは重要です。
手が身体の横にピッタリとくっついているだけだと、二の腕がつぶれて太く見えます。また、手の動きをつけるために、若い子のような手のポーズをとると、イタくみえてしまうこともあります。
つやプラ世代はTPOに合わせた手のポーズをしないと、写真で見た時に浮いてしまうので気をつけましょう。
■写真うつりを良くする手元のコツ2つ
TPOに合わせた手元の見せ方から、腕を細く見せるコツまでをご紹介します。
(1)手
立っている時
立っている時に手を前で組むと、上品なイメージになります。ヘソより下で組むのが一般的ですが、パーティや少し固い場所での写真撮影の時は、ヘソより上で組むと清楚でかっちりした印象を与えます。
応用で、左右の指先だけを軽く交差させると、指に動きが出て自然なエレガントさが出るのでおすすめですよ。
座っている時
目上の方と一緒に撮る時は、両手を重ねてひざの上に置くと清楚な印象を与えます。ひざ上に置く時は、手のひら全体をひざにつけるのではなく、そえるようなイメージで置くと指が細く見えてきれいですよ。
また、お友達や同僚といった、くだけた場で撮る時は、片手はひざ上、もう片方の手はイスに置くと、固すぎず自然な感じで写真映えします。
(2)腕
腕を身体の横につけると、二の腕がつぶれて太くみえてしまいます。
二の腕がつぶれないようにし、二の腕の見える幅を狭くすることがポイントです。正面で撮る時は、腕を後ろに回すと二の腕の太さが気になりません。
また、二の腕が見える幅を狭くする場合は、斜めに立ってカメラにうつる方の腕だけ腰に手をあてると、二の腕が細く見えますよ。
いかがでしたか? TPOに合わせた手元の見せ方をご紹介しました。手元に動きが出るだけで、スタイルが良く見えたり、顔の印象も変わるので、ぜひ写真映えの参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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