SNSのチェックや、ゲームや動画を視聴したり、スマホがないと生きていけない! そんな人は要注意!! ずっと下を向いてスマホをいじっていると頬やあごのお肉が垂れ下がり、気がつけば「恐怖のスマホ顔」になっているかもしれません。さらに、最近では「スマホネック」で肩コリや背中の痛みを訴える人も多いよう。そこで今回は、「スマホ顔&ネック」を解消させるお手軽ストレッチをご紹介します。
■こんなにおブスの元!?恐怖のスマホネックとは?
まずオーバー30代にとって大切なのは、寝る前にスマホを使わない! これが美ヂカラをキープする鉄則とも言えます。なぜなら、バックライトディスプレイの影響でメラトニン分泌に影響を与え、睡眠障害を引き起こしやすくなります。(※メラトニンは、自然な睡眠を促す作用があり、「睡眠ホルモン」とも言われています。)寝つきが悪いと、当然ストレスや肌荒れ、むくみや体重増加と言った症状を引き起こします。
■「スマホネック」の主な症状は?
頭痛や不眠、集中力低下など自律神経にも影響を与えます。そもそも、私たち日本人は華奢な首に対して頭蓋骨が大きく、平均4.5キロもありボーリングを細い首に乗せている状態。首や肩がガチガチに凝るのは当然なのです。よほど普段からストレッチで疲れを溜めないようにする、もしくは正しい姿勢を意識していないと、顎が前に突き出て、猫背姿勢になるのは至極、当たり前とも言えるのかもしれません。
■「お疲れスマホ顔」を解消させるストレッチ
このストレッチは、猫背姿勢を解消するとても簡単な動きです。胸を開き上を見上げる動作で、下を向いて垂れ下がる顔をスッキリさせ、首周りもスッキリシャープに引き締め、バストアップ効果も。深い呼吸とともに、新鮮な酸素をたっぷり取り込み、輝く素肌を手に入れてください。
1. 椅子に腰掛け、両肘を椅子の背につけます。
2. そのままゆっくりと肘で椅子の背を押しながら、胸を天井方向に押し上げ開きます。さらに顎で天井を押し上げるイメージで、デコルテも引き上げるように目線を天井方向に向け、5秒〜10秒キープします。
3. ゆっくりと正面に戻ったら、椅子の背に寄りかかり上半身の力を抜き、気持ちよく上半身を伸ばしましょう。
首を痛めている人は、2までの動作でも十分。痛みを感じたら、無理をしないように!
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)