ごちそうをいただく機会の多い忘年会、クリスマス、お正月が終わり、体重増加にお悩みの人もきっと多いですよね。
ベジ活アドバイザーの筆者が、お正月太りをリセットする「ゆるベジレシピ」を3つご紹介します。胃腸がお疲れぎみの人にもおすすめですよ。
■ゆるベジのメリット
ここ数年流行っている「ゆるベジ」は、自分の体調やライフスタイルによって動物性食品を制限する新しい食べ方として注目されています。絶対○○しなくてはいけないということがなく、柔軟性がある食べ方なので時代に合っていますね。
野菜不足を補うことができるうえ、暴飲暴食で疲れた胃腸を休めることができるというメリットがあります。気になる人は、1食だけ置き換えることから始めてみてはいかがでしょうか。
■胃腸にやさしい「ゆるベジレシピ」3選
(1)豆乳カリフラワースープ
野菜を煮てミキサーなどで攪拌したスープは、消化に負担がかからないのでお疲れ胃腸にもおすすめです。スープや鍋などのあたたかい食べ物は満腹感を得られるので、食事の最初に食べると良いですね。
カリフラワーは低糖質でカロリーも低く、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる野菜です。
材料(1人分)
・カリフラワー 4分の1株
・水 200ml
・豆乳 200ml
・塩、コショウ 適宜
作り方
(1)カリフラワーは、水洗いをして適当な大きさに切ります。
(2)鍋に水と(1)を入れて、柔らかくなるまで10分弱煮込みます。
(3)(2)を豆乳と一緒にミキサーでなめらかになるまで攪拌し、塩、コショウで味を整えたら完成です。
(2)納豆味噌汁
野菜だけではなく、タンパク質がとれて栄養豊富な納豆も上手に活用すると良いですね。
納豆などの発酵食品は、善玉菌を増やし腸内環境を整えるのに役立ちます。お味噌汁に入れると風味が変わり、違った楽しみ方ができますよ。
材料(1人分)
・納豆 1パック
・ネギ 適宜(みじん切りにする)
・味噌 大さじ1
・かつお節 1袋
・ショウガ絞り汁 適宜
・お湯 200ml
作り方
お湯以外の材料全てをお椀に入れて、お湯を注ぎます。味噌がとけるまでよく混ぜ合わせたら完成です。
(3)ハクサイとホウレンソウのさっぱり鍋
お疲れ胃腸には、消化がゆっくりになる食物繊維が多い野菜がデメリットに働く時もあります。そんな時は、比較的食物繊維が少ないホウレンソウやハクサイをやわらかく煮た鍋にするのがおすすめです。
汁ごといただけるので、溶けだした栄養も逃しません。
材料(1人分)
・ホウレンソウ 1束
・ハクサイ 1枚
A
・水 300ml
・味噌、醤油 各大さじ1
・かつお節 1袋
作り方
(1)ホウレンソウとハクサイは水で洗い、食べやすい大きさに切ります。
(2)鍋にAを入れてよく混ぜ合わせたら、(1)の野菜を入れて柔らかくなるまで煮込んだら完成です。
柔軟性のあるゆるベジで、無理なくお正月太りを解消しましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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