「お正月太りが解消できない」「新年から忙しく、心も身体も疲れ切っている」そんなお悩みを抱えている方に、おすすめしたいのが「ホップ」です。
ホップといえば、ビールの原料でおなじみの植物で、独特の苦味や香りが特徴です。ビールが飲めない方でも安心して楽しめるホップのレシピをご紹介します。
■ホップの魅力
(1)コレステロール、中性脂肪を抑制
ホップに含まれる成分の「イソフムロン類」には、コレステロール、中性脂肪の蓄積を防ぐ作用があると報告されているため、ホップを料理に取り入れることで、ダイエット効果が大いに期待できます。
さらに、ホップの苦み成分である「クエルシトリン」と「フムロン」には、利尿効果も認められているので、デトックス効果、むくみの解消にも役立ちます。
(2)リラックス効果&安眠効果で心も穏やかに
仕事や家事に追われストレスを感じていたり、神経が高ぶり眠れないというときにも「ホップ」がおすすめです。
優れた鎮静作用で、緊張感や不安感が和らぎ、心の安定を取り戻せます。
■ビールが飲めない方でも安心して楽しめるホップのレシピ3選
(1)ほろ苦さが大人の味!「ホップティー」
ホップの効果を得るなら、「ホップティー」がおすすめです。少しクセのある、独特なほろ苦さが魅力です。
作り方
あらかじめ温めておいたポットに、ホップの花を7個ほど入れます。そこに、熱湯350mlを注ぎ、3分蒸らせば完成です。
苦味が気になる方は、はちみつやメープルシロップを加えると飲みやすくなります。
(2)眠れない夜に!ドライホップ入りの安眠枕
ベッドに入っても、なかなか寝つけない夜が続くときは、ドライホップを使った安眠枕の使用がおすすめです。
作り方
ドライホップとドライラベンダーをひとつかみずつ、不織布の袋に入れて平らに広げたら、テープでとめて、タオルで包めば完成です。これを、枕の上にのせて休みましょう。
(3)ストレスを緩和!ホップ香るアロマバス
ホップのエッセンシャル・オイルを、湯船に3~5滴ほど落として温まるとストレス緩和に効果的です。ホップと相性のいい、ラベンダーやローズマリーとブレンドするのもおすすめです。
※ホップは、妊娠中の方、エストロゲン補充療法を受けている方、エストロゲン依存性腫瘍のある方は使用をお控えください。また、エッセンシャル・オイルの原液は肌に触れないよう、ご注意ください。
多忙な方ほど、少しでも時間を作ってご自身の心と身体の様子に目を向け、ケアをしていただきたいもの。ストレスケアこそ、美の基本です! ホップの力を借りて、健やかな心身をキープしてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※成分情報 ホップ – わかさ生活