果物は、日々の食生活を豊かにしてくれるほか、その豊富なビタミンやミネラルが美と健康のレベルも上げてくれます。今が食べ頃のフルーツを食べて、心も身体もイキイキと過ごしませんか?
ローフードマイスター、ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、旬の果物に期待できる効果と美味しいレシピをご紹介します。
■旬のものは、どうして身体に良いの?
旬のものは、美味しいだけではなく身体にも良いとよくいわれますが、それは、生育条件が整った環境で育ったことで、栄養分が最も高い状態にあるからです。
さらに、その季節を過ごしている身体にも、旬のものは合っているといわれています。旬の時期が過ぎてしまう前に、たくさんいただきたいものです。
■風邪予防、肌荒れ対策に「ビタミンC」を
冬が旬の果物には、「ビタミンC」が豊富なものが多いです。この時期心配な風邪の予防や肌荒れ対策のためにも大いにいただきましょう。
また、「ビタミンC」はストレスに対する抵抗力も高めてくれます。
■今が旬の果物のおすすめレシピ
いちご
いちごは「ビタミンC」の宝庫であるほか、「ペクチン」も豊富に含まれています。「ペクチン」は便秘改善にもひと役買うため、腸活のサポートにもなります。
いちごドレッシング
いちごと相性の良いバルサミコ酢を使ったさわやかなドレッシングです。
材料(作りやすい分量)
・いちご 5個
・バルサミコ酢 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ3
・はちみつ 大さじ1
・塩、こしょう 適宜
作り方
全ての材料をミキサーに入れて、攪拌すれば完成です。
葉野菜はもちろん、オニオンスライスと千切り大根と合わせるのもおすすめです。
りんご
この時期にむくみが気になる時は、りんごを積極的にとることをおすすめします。
りんごには、体内の余分な水分を排出してくれる「カリウム」が豊富です。さらに、「クエン酸」と「リンゴ酸」が疲労回復を助けてくれます。
りんごと白菜のサラダ
旬の白菜を合わせた、さっぱり風味のあとを引くサラダです。
材料(作りやすい分量)
・りんご 1/2個
・白菜 1/4個
・オリーブオイル 大さじ3
・酢 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・昆布茶 小さじ1/2
・こしょう 適宜
・しょうが 1かけ
作り方
(1)りんごは薄くスライスした後、千切りにしておきます。
(2)白菜は芯と葉に分けて、それぞれ千切りにしておきます。
(3)しょうがはすりおろしておきます。
(4)ボウルにオリーブオイル、酢、塩、昆布茶、こしょう、(3)を入れてよく混ぜ合わせ、(1)と(2)を加えて和えれば完成です。
キウイフルーツ
国産のキウイフルーツは、今が旬です。
キウイフルーツには「ビタミンC」とともに「ビタミンE」も豊富に含まれているため、血行不良の改善をサポートします。冷えや肩こりを緩和する働きも期待ができます。
キウイフルーツのヨーグルトアイスクリーム
混ぜて冷やし固めるだけのシンプルなアイスクリームです。ギルトフリーなスイーツです。
材料(作りやすい分量)
・キウイフルーツ 5個
・プレーンヨーグルト 100g
・砂糖 大さじ2
・レモン汁 大さじ1
・生クリーム 150ml
作り方
(1)キウイフルーツは皮をむいて、ミキサーにかけておきます。
(2)生クリームを泡立てておきます。
(3)冷凍保存容器に(1)と(2)とプレーンヨーグルト、砂糖、レモン汁を入れて混ぜ合わせ、冷凍庫で冷やし固めて完成です。
みずみずしいフレッシュな果物をいただくと、身体もシャキッと元気がでてきます。甘いものが食べたくなったら、ジャンクなお菓子よりも断然旬のフルーツがおすすめです。表情までもイキイキとしてくること、間違いなしです。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※ビタミンC – わかさ生活
※いちご – わかさ生活
※りんご – わかさ生活
※キウイフルーツ – わかさ生活