40代のエイジング世代の悩みと言えば「フェイスライン」のたるみ。体重は変わらないのに、たるむせいで「太った?」と言われたり、老けて見えてしまいます。それは、「顎のライン」がシャープかどうかが分かれ道。
顔の表情筋は頭蓋骨に乗っているだけなので、何もしなければ重力によって地滑りのように垂れ下がってしまうもの。顔のお肉が下がってしまうと、全体的に太った印象になってしまいます。
■ダイエットせずに「痩せた?」と聞かれる!?
顔の印象は表情筋の上下の位置によって大きく変わるため、リフトアップ効果やアンチエイジング効果を意識して鍛えるのが◎。わざわざダイエットをしなくても、リフトアップしたフェイスラインをキープすれば、マイナス5歳どころか、常に年齢より若い印象を保つことができます。
■やってみて!「顎のライン」をシャープにする顔ヨガ
頭を後ろに倒して喉を伸ばしましょう。舌を天井に向けて思い切り長く突き出します。この時、舌先を尖らせて三角になるようにしましょう。そしてできるだけ上に向かって伸びていくようにしっかりと突き出します。呼吸は自然に続けて、息を止めないように10秒程キープします。
舌先が尖らない人は、鏡を見ながら三角形に舌を作る練習をしましょう。首に負担がかかる人は、斜め上を向く程度で軽減しながら行なってみましょう。
このポーズは、舌の筋肉「舌筋(ぜっきん)」と首にある筋肉「広頸筋(こうけいきん)」を使って、首のインナーマッスルを鍛えて二重顎を解消させる効果があります。顎のラインがもたついてきたと思う人は、1日5〜6セットを目安に2週間続けてみましょう。自分でも思わぬ効果を発揮し、周りからも気付かれるようになりますよ!
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)