「首」は、思っている以上に年齢が出やすい部分です。
美容家やコスメコンシェルジュのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、首のエイジングを加速するNG習慣をご紹介します。
■老け首に見えるサイン3つ
(1)シワがある
どんなにきれいにメイクをしていても、首にシワがあるだけで老けて見えます。
最初は浅いシワですが、習慣で深いシワになったり、複数シワの線ができたりすることもあります。
(2)首の皮膚がたるんでいる
年齢とともに、顔だけではなく首もたるんできます。
ハリや弾力がなくなってくるので、首の皮を引っ張ると伸びやすいのが特徴です。
(3)首がガサガサしている、または吹き出物ができている
デコルテラインをきれいに見せる洋服を着ようと思っても、首回りがガサガサしていると、くすんで見えがちです。
また、吹き出物ができていると、ケアができていない印象を与えてしまいます。
■「老け首NG習慣」5つ
(1)姿勢が悪い
猫背姿勢をつづけていると、首も前のめりになりシワができやすくなります。
頭が天井にまっすぐ伸びているように意識するだけでも、姿勢の改善に役立ちますよ。
(2)高さが合っていない枕を使っている
高さがあっていない枕を使うと、首にシワがよりやすいので要注意です。
ポイントは、肩と頭が同じ高さになることです。前のめりにならず、反りすぎない高さの枕を選びましょう。
(3)スキンケアで余ったものを首につける
スキンケアの際に、手に余ったものをそのまま首につけてケアしても、実は保湿不足の場合があります。
首は外気の乾燥だけでなく、洋服のこすれで肌のキメが乱れがちな部分です。ですから、きちんとケアすることが老け防止には必須です。
“顔は顔”“首は首”と考えて、別々にしっかりケアしましょう。
(4)日焼け止めを塗らない
紫外線でくすみやシワになりやすいのは、顔だけでなく首もです。
特に、これからの時期は紫外線が強くなるので、首元もしっかり日焼け止めを塗って、紫外線対策をしましょう。
(5)お風呂はシャワーだけ
乾燥だけではなく、代謝の悪さも肌のキメを左右します。
特に首回りは、肩こりやむくみがひどかったりキメが乱れたりしやすい部分なので、湯船につかり血行をよくして、代謝UPするのがおすすめです。
老け首になるNG習慣をご紹介しました。いつもの生活にちょっとプラスするだけで老け首を改善できますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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