40代50代は、薄毛が気になる世代ですよね。自分なりに薄毛を隠しているつもりでも、逆に薄毛を強調している場合があります。
美容師やヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案している筆者が、薄毛が目立つNGヘアスタイルを4つご紹介します。
■40・50代の薄毛事情
薄毛の原因は、加齢や女性ホルモンの減少、ストレス、冷え性などさまざまなことが考えられます。
薄毛が気になり始めるのは、女性だと40代からが多くなります。その症状は部分的に薄くなる男性の薄毛と違い、全体的に薄くなるのが特徴です。
また、髪の毛も細くなってきますので、ハリやコシが気になってくるのもこの年代です。
■気をつけて!薄毛が目立つNGヘアスタイル4つ
(1)トップがペタンとしている
ハリやコシがなくなってくると、髪の毛の根元が寝てしまいます。特に、トップはそれが強調されやすい部分です。
そのため、根元からしっかり立ち上げるのがポイントです。ヘアセットをする時は、根元からしっかりブローをしたり、ホットカーラーを使うようにすると、ふんわりさせることができます。
また、普段のヘアセットをラクにしたい方は、美容室で部分パーマをかけてもらうと、薄毛が目立ちにくくなります。
(2)つむじがパックリ分かれている
つむじの部分は髪の毛がパックリ分かれやすく、薄毛に見えやすい部分です。パックリつむじは、根元からしっかり水でぬらして乾かすことが大事です。
髪の毛が乾いているままではクセを直せないので、必ずよくぬらしてから乾かしましょう。
(3)少ない前髪
顔まわりの髪の毛が少ないと、薄毛が目立ちやすくなります。特に、薄く作った前髪「シースルーバング」のように、少ない前髪はNGです。
前髪が薄いことが気になる方は、いつもより少し深めに前髪をつくるだけで改善できますよ。
(4)はっきりした分け目
ミディアムからロングの方に多いのが、はっきり分け目をつけてしまうことです。実は、これも薄毛が目立つヘアスタイルです。
分け目をつけることでその部分がボリュームダウンするので、あえて分け目をつけないのがポイントです。
手ぐしでも良いのでジグザグに分け目をつけてあげると、自然に分け目をぼかせてボリュームアップしますよ。
薄毛が目立つNGスタイルをご紹介しました。知らずに強調してしまいやすいポイントですので、ぜひ自分の髪の毛はどうか、チェックしてみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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