妊娠中はお腹にばかり目がいきますが、お腹だけでなく「胸」も妊娠から授乳期が終わるまで、長い間変化をつづけています。
授乳のしやすいラクなブラジャーを使っていると、授乳を終える頃には小さく萎んだ胸になっている可能性もあります。
すでに、授乳期を終え、妊娠前からは想像できない胸に愕然としている人も多いのではないでしょうか?
エステティシャンの筆者が、「授乳中のブラジャー選び」と「授乳期を終えた後のブラジャー選び」のポイントをお伝えします。胸の衰えを最小限にできるかもしれませんよ。
■授乳期間中のブラジャー選びは大切!
授乳中は、ラクなブラジャーで過ごしていませんか?
妊娠中の胸は少しずつ大きくなり、出産を終えると母乳の生成が進み、2カップほど胸が大きくなる人もいます。そして、赤ちゃんに母乳をあげサイズダウンし、また母乳を生成しサイズアップします。これを授乳期間中、一日に何度も繰り返しています。
産後の胸を支えるためにも、授乳ブラジャー選びは大切です。
適切な授乳ブラジャーを選ぶポイント
・収縮を繰り返す、変化の大きい胸にフィットする柔軟なカップ
・バストの底辺、身体との境界(バージスライン)の変化に対応できるワイヤー
・授乳しやすい機能が充実している
・アンダーバストの変化にもきちんと対応できる、調整力の高いフック
■授乳期を終え、垂れたバストには?
妊娠や出産、授乳を終えると、弾力のない胸におどろく人も多いと思います。さらに、アラフォー以降は自然と身体が変化していきます。以前と違う胸に対し、今までとは違うポイントでブラジャーを選びましょう。
授乳期後のブラジャーを選ぶポイント
(1)バストの底辺、身体との境界(バージスライン)にしっかりフィットするブラジャー
弾力が劣りはじめている、もしくは劣っているので、バストの位置が安定するブラジャーを選びます。
(2)柔らかくて幅の広いストラップ
しっかりと胸を支えてくれて、食い込みにくいタイプを選びます。
(3)ゴム素材など伸縮性に富んだ幅広タイプのバック
肉が食い込むようなデザインは見た目も悪くなるのでさけましょう。
授乳期を経験した胸には、さまざまな負担がかかっています。適切なブラジャー選びで、胸の衰えを緩やかにしたいですね。
(エステティシャン/ヘアメイク/着付け師 山田みき
調布と横須賀でセルライト&エイジングケアのサロンを営んでいます。「キレイになれる講座」開催。雑誌掲載多数。NHKドラマやエステ国際資格の講師経験有。エステコンテスト3位/着付けコンテスト優勝多数。)
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【参考】
※からだの変化とマタニティインナー選び – ワコール
※RIEMI 著、林カオリ 著「変身 大人のからだは下着次第」(2019年)ブイツーソリューション