「よく人から『疲れてる?』と聞かれる」「体調が悪い訳じゃないのに、心配される」といったお悩みを、ヘアメイクアップアーティストの筆者が、メイクで解決!
ヘアメイクアップアーティストの筆者が、イキイキと健康的に見えるメイクのポイントを5つご紹介します。
■「イキイキとしたヘルシー顔」になれるメイクのポイント5つ
健康的でイキイキとした女性は、周りにいる人にも元気を分けてくれそうで魅力的に見えます。お疲れ顔は生活感が出て老けて見えますが、ヘルシーな雰囲気の女性はハツラツとしていていつまでも若々しいですよね。
(1)ベースメイクでつやを仕込む
つや肌がNGというシーンでない限り、イキイキと見せる基本は肌につやがあること。
上品なつやが出る微粒子パール入りの下地、リキッドファンデーション、ハイライトなどで、つやのある肌に仕上げましょう。
どうしてもマットな肌感が好きという人は、血色を与えるためにチークは必ず入れましょう。うっすらブラウンがかった血色チークを頬骨の下にかすかに入れると、立体感とほんのりとした血色を感じさせつつ、人形のような肌をキープできますよ。
(2)ブルベ肌の人は赤みのあるブラウンシャドウを使う
肌色は、黄みがかったイエローベースと、青み・赤みがかったブルーベースの2種類に分けられます。
一般的にブラウンが得意なのはイエローベースですが、ココアブラウンやピンクブラウン、ボルドーブラウンなどの赤みのあるブラウンは、ブルーベースでもくすまずに使うことができます。
判断が難しい場合は、手持ちのアイシャドウや店頭のテスターを塗ってみて、肌がくすんで見えないものを選びましょう。
(3)赤リップ以外はチークを必ず入れること
顔に血色がないと不健康な印象になってしまうので、なじみ色のリップを使うときはチークで血色を補いましょう。赤リップを塗る場合は、チークは入れなくても大丈夫です。
リップの質感ですが、唇中央部分だけでもつや感があった方がイキイキと見えます。マットリップを使いたい人は、リップを塗る前にスクラブなどでケアして、唇表面をつるんとさせておくといいでしょう。
(4)後れ毛をそのままにしないこと
髪を結んだ際、後れ毛がストレートのままピンピンと顔にかかっていると、生活感が出て、くたびれた雰囲気になってしまいます。
顔周りに垂らしたい後れ毛は、アイロンなどで毛先を巻いてゆるくカールをつけると、アレンジした感が出て、疲れて見えません。
目が隠れていると暗い印象になるので、前髪は上げるか、目が透けるようにする、横に流すなどして、目線が完全に隠れてしまわないようにしましょう。
今回は、イキイキとした健康的な印象になれるヘアメイクのポイントをご紹介しました。鏡を見て、「今日はちょっと疲れてる?」と思った時などに、是非試してみてください。
(トータルビジュアルプロデューサー・メイクアップアーティスト MANAMI
海外を拠点にモデルをし、引退後はメイクアップアーティストに転身。帰国後はモデルの経験を活かし、ミスコンやモデルへのウォーキング指導をはじめ、「見た目全てに関する」プロデュースを手がけるように。著書に『メイクの超基本テクニック』がある)
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